「ES ファイルエクスプローラー」

スマートフォン上のファイラーは、ずっと「Root Explorer」（http://market.android.com/details?id=com.speedsoftware.rootexplorer）にお世話になっていたのだが、最近はroot奪取後のチューニングやカスタマイズを行う頻度が皆無で使用する機会がなかった。
で、久々にパーミッションチェックを行う必要があったので起動させようと思ったところ、予備的にインストールしておいた「ES ファイルエクスプローラー」（http://market.android.com/details?id=com.estrongs.android.pop）を誤ってタップしてしまったのだが、この「ES ファイルエクスプローラー」がいつの間にかバージョンアップが進み、劇的に使いやすいファイラーへと変身していることが判明！
システムファイルのマウント（root化必須）は勿論の事、パーミッション変更やLAN、クラウド（ネットワーク）へのアクセスもシームレスに行えるだけではなく、レスポンスも申し分なし。日本語対応ってのもGoodです！



ただ「Root Explorer」のインストールサイズが412KBに対して、「ES ファイルエクスプローラー」は約2.3MBと約5倍もサイズが大きいのが玉に瑕。ユーザビリティとのトレードオフなのは承知しているが、内臓ストレージの乏しい「XPERIA arc」にとっては少々痛手。またGUIの見た目がスマートじゃないのもイマイチ。とは言え、タスク（アプリケーション）を切り替えることなく同一アプリで操作完結できるメリットは大きく、結果的にはRAMの圧迫を未然に防げるのかなと。実際、とあるapkファイルをクラウド上からダウンロードし、システムフォルダにコピー、パーミッションを変更する一連の動作が「ES ファイルエクスプローラー」一本で可能になり、処理時間も操作時間も短縮された。
305円を支払って購入した「Root Explorer」は見た目もシンプルで、必要十分な機能で軽い。MS-DOS世代の自分にとっては見た目も操作方法もお気に入りだしローカルの操作だけなら間違いなくベストなのかもしれないが、トータルで考えるとネットワークに対応し無料提供されている「ES ファイルエクスプローラー」に軍配が上がるかなと。まぁ主観ですけどねぇ。
そんな訳で、「ES ファイルエクスプローラー」をメインファイラーとして暫く使っていき、「Root Explorer」はアンインストール・・・はせずに当分は放置。肥やしになってしまうかな！？