あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

続・「HP 2133 Mini-Note PC ハイパフォーマンスモデル」の再利用!

先日(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20140415/)に妥協して導入した「Ubuntu」だが、ある程度カスタマイズして動作はそこそこ軽くなったものの、期待以上の軽快さを感じるまでには至らなかった。いくらデスクトップ環境を軽くしたとは言え重いOSであることに間違いはなく、もう少し知識があれば何とかなるのかもしれないが、いずれにせよCPU稼働率は常に高めで、Webブラウザを起動すると冷却ファンがフル回転し、動作はもたつきストレスを感じることもしばしば。やはり使い物にはならないという結論に至り、改めて他のディストリビューションをインストールすることにした。
ここ数日の悪戦苦闘の甲斐あってテクニックというかコツがわかったので、前回上手くいかなかった「Puppy Linux」や「wattOS」に再チャレンジしようと思ったものの、より軽量でシンプルな物がいいと欲が出てしまった。そこで暇を見てはググって探したところ、「CrunchBang」(http://crunchbang.org/)というDebianをベースとした軽量ディストリビューションを発見。ウィンドウマネージャとしてOpenboxを採用したことから非力なPCでも軽快動作が可能とのことで、論より証拠、早速インストールしてみることに。尚、パーティションを区切ってGRUBデュアルブート設定とした。

もうね、最高です!最初からこれに出会えていればなと思うほど動作が軽い!!余計なアイコンや装飾はなくシンプルなデスクトップ環境でカスタマイズ性も抜群。必要なアプリは最初から用意されており、ショートカットでのアプリ起動は軽快。インストール直後から不具合もなくデバイスも全て正常動作しており、この段階で自分のニーズはほぼ網羅できていることから「Ubuntu」に戻る気には到底ならない。

デフォルトの状態でこれだけ軽快に動作することから、「/.config/openbox/autostart.sh」のスクリプトをちょいと書き換えて自動起動するアプリ(プロセス)群を停止したり、デーモンを調べて同じく停止させれば更に軽くなるかと思われる。その辺は追々ということで、とりあえず以下の様に日本語設定やアプリの追加を実施した。

sudo dpkg-reconfigure locales (ロケールを日本語に変更 : ja_JPではじまる2項目を選択)
sudo apt-get install fonts-takao  (日本語フォント)
sudo apt-get install iceweasel-l10n-ja  (Webブラウザの言語ファイル)
sudo apt-get install ibus-mozc  (日本語入力システム)
ibus-setup (IBusの設定で、インプットメソッドを選択)
sudo apt-get install chromium-l10n (chromiumブラウザの言語ファイル)
sudo apt-get install lxterminal (マルチタブ端末エミュレータ
※sudoを使うのは、ログを残すため

アプリケーション等をインストールしてもメニュー関係は全て手動で編集する必要があることから基本的なLinuxの知識が必要だし、Windowsから移行する場合には少々戸惑うことは否定できない。また更新が約一年止まっているのも少々気にかかるし、ユーザー数も少ないことから決して万人に薦められるディストリビューションではない。でも、限りなくシンプルで古いPCを玩具として有効利用するにはベターかなと。暫く様子見しつつ、色々カスタマイズして遊んでみようと思う。
尚、起動後のCPU稼働率及びRAM使用量だが、上記設定済みの状態(プロセス停止設定は未実施)で起動後のシステムが落ち着いてからシステムツールを起動、スクリーンショットアプリで撮影してみた。「Ubuntu」、デスクトップ環境「Lxde」の場合は以下の通り。

「CrunchBang」ではこんな感じ。

アイドル時のCPU稼働率は「UbuntuLxde)」で約20%、「CrunchBang」で約10%。WebブラウザChromium」起動時は両方とも一気に100%近くまで上昇するものの、全ページ表示後の「UbuntuLxde)」は約35%に落ち着くが、「CrunchBang」は約20%にまで落ち着く。