システムの大幅改修（とんだとばっちりを食った愚痴）

勤務先の取引先というか事業を継続する上で絶対的に必要不可欠な旧国営会社（現在は特殊法人である特殊会社）が、4月1日から新たな制度を導入することを半ば強引に決定した。
要は値上げなのだが、単価を改定するとかならまだしも新たに付加料金という新たな名目を作り料金を発生させる制度であることから、社内システム（自分がMicrosoft Accessで開発）を大幅に改修（単価や税率変更であれば、そのマスタデータの値を変更するだけでよい）させなくてはならず、その作業に追われる毎日。
テーブルを新規作成し、クエリやフォーム、レポートデザインを変え、マクロの追加・修正を行い、ついでに機能追加した上でテスト実施。これらを全て自分が通常業務と同時並行で行わなくてはならず、別の顧客データベースや帳票類も全て手直しが必要。ここ数日は目の下にクマを作りながら毎日PCと睨めっこ状態。そもそも営業先への説明責任もあり、その対応にも四苦八苦。なんだか10歳くらい老け込んだ感じがします・・・
この旧国営会社のやり方は以前から汚いというかいやらしく、交渉のテーブルに乗せることはするもののヒアリングは形だけ。交渉したという既成事実だけ作り、あとは頃合いを見計らって有無を言わさず強行するパターン。それも非常に急なので準備期間が足りず、社内はともかく社外（営業先）への説明責任を十分に果たすことができない。今回も今月13日に突然の紙面発表、17日に担当者による詳細説明、4月1日から制度実施と、おいおい準備期間が2ヶ月切ってるじゃん！て有様。
まぁ、毎度のことだし騒いでみたところで撤回された試しはないので粛々とやるべきことをやるしかないのですが、とにかく今回はシステムの大幅改修が本当に大変で愚痴ってみました。ただ、上司や部下の献身的なフォローにより、改修作業に注力できるリソースを回してもらっていることが幸い。感謝です。
データベースの論理設計は終わっているので、今月末までにはシステム設計とテストを完了させる予定です。来月はチューニングに十分の時間を取って4月1日から本格稼働させるべく、老け顔を気にせず日々PCに向き合い頑張ります！