レンズフード「LH-76」の修理完了！

昨年末（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20161216/）に購入した「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」ですが、先月末の屋外撮影中に専用レンズフード「LH-76」が突然空中分解（落下やぶつけた訳ではない）し、大破！細かい部品は飛んでしまい回収不能！お亡くなりになりになりました・・・チーン（泣）※あまりのショックで破損時の写真を撮り忘れてしまいました。
このレンズフードは収納性と使い勝手を両立させたスライドロック機構を搭載し、レンズ本体に装着したまま収納できて非常に便利。ただ耐久性に難有りで、使用中にパーツが分解されてしまうケースがあるとネット上では以前から話題に。大袈裟だな〜と他人事だと思っていたら、自分も該当してしまうとは・・・
簡単に言うと、フードのパーツとパーツを接続する力が弱いため、ちょっとした拍子で分解してしまう訳。ネジ止めされていれば問題ないのに、シール接着してあるだけのお粗末構造。正直言って、PROレンズを謳っている割には全然PRO仕様ではない不良品ですよ。耐久テストしたのかよと小一時間問い詰めたいです！市場価格は6,000円越えとPRO級なのにねぇ・・・と、愚痴ってもしょうがないので即日修理に出しました。ただレンズ本体ではなくアクセサリ扱いになるので有償修理（買い替えるよりは安いだろうと期待）。勿論、送料も自分持ちで。
で、昨日修理から戻ってきたのですが、修理費＆送料（復路）無料でした！いやー助かりました！！っていうか、当然だよね！！！
ただ修理が完了したとはいえ、構造上の欠陥（瑕疵）は改善されている訳ではないので再発の可能性大。細心の注意を払いながら使い続ける必要があります。レンズを保護する目的もあるレンズフードの破損を気にしながら使わなくてはならないとは本末転倒ですよ。いっそのこと都度脱着する単純構造フードを販売して欲しいです（互換品も含めて、市場には中々良いものが無い）！

コンセプトが秀逸でギミックがカッコいいアイデア品なだけに残念でなりません。改良品を出してもらうか、せめて修理対象にしてもらうことを期待します。
（4/6、追記）結局、互換品の「TELE-MATIC RUUBER LENS HOOD 72mm（UN-5072）」（http://www.un-ltd.co.jp/）を購入しました。


オフィシャルサイトでは、
「引き伸ばしたときの写角は約24度、100mm以上の望遠レンズに使用できます。折りたたむと写角は約54度、標準レンズから80mm位の中焦点レンズに使用できます。」
とのこと。試し撮りしてみましたが、ケラレることも無いしレンズキャップの取付も可能、軽くて期待した機能を果たしてくれます。若干嵩張るし脱着や折り畳みが面倒ですが、純正レンズフード使用時の無駄なストレスからは解放してくれて、撮影に集中できます！！
純正レンズフード「LH-76」は、カッコつける時（！？）だけの使用になりそうです。