「Daemon Tools」との決別、「Alcohol 52%」との始まり

「Daemon Tools」（http://www.daemon-tools.cc/）は、CD・DVDのイメージファイルを仮想ドライブで擬似的に実行できるエミュレーションツールで、フリーソフトであり高いエミュレーション能力がある事から長年愛用してきた。XP上ではこれといった不具合も無く、現在最新のVer4.10はオフィシャルでVista対応と謳っていることから、当然の流れ、Vistaにもインストールした。しかしインターフェースの悪さは相変わらず。また、リッピングツール（？）である「DVD43」（http://www.dvd43.com/）との相性も最悪でシステム不安定に。

• マウント設定後、認識するまでに時間がかかり過ぎる。
• Vistaの自動再生機能が働かない。
• エクスプローラが時折フリーズする。
• マウントしても仮想化されたイメージファイルの名前やアイコンがエクスプローラ上に表示されない。
• エクスプローラ上でコンテキストメニューを開いても、「再生(P)」等のCD・DVDに関連した項目が表示されない。

十中八九、不安定の元凶は「DVD43」。インストールしておく必要も無い事からアンインストール。また色々問題のある「Daemon Tools」も削除して、イメージファイルの吸い出しで使用している「Alcohol 52%」（http://www.alcohol-soft.com/）の最新フリー版をダウンロードして試しに導入してみた。
お！全然いいじゃん。日本語対応で動作も安定している。「Daemon Tools」では手間だったマウント/アンマウントが簡単に行えるし、エクスプローラとの連携もすごぶる良い。対応イメージ数も多く、エミュレーション能力も高そうだ。流石は元シェアウェアだった事はある。久々にグッときました。ちなみに「Alcohol 52%」も「DVD43」との相性は芳しくない。「DVD43」はハッキリいって使えません。
XPでは問題無かったので、他ソフトに乗り換える事など全く考えなかった。また、「Alcohol 52%」はデータ位置測定（DPM）を有効にしたイメージ吸い出し時のみ（それしか価値が無い）使用していたので、仮想ドライブ機能がある事など「灯台もと暗し」、気にも留めなかった。
「Alcohol 52%」が今日から新しいパートナーです。「Daemon Tools」よ、さようなら〜