あつりんの備忘録♪

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「CK1GX2-D2U800(1GB×2枚組)」 のレビュー

今回自作したPCには、4GB(1GB×4)のメモリを搭載した。
メインメモリの上限が4GBでも、メインメモリ以外のデバイスの制御用メモリ等が同じアドレス空間を共有し、4GB全てのメモリ容量を認識させる事ができない32bitOSの宿命は承知の上だ。
当初2GB(1GB×2枚)搭載していたが、マザボのメモリスロットに空きが有るのは癪だし、Vistaはメモリを大食いする事から、512MB×2枚を追加購入すべく近所のPCショップへ。が、残念ながら在庫無しで入荷予定も未定。悩んだ挙句、価格差も然程無いことから1GB×2枚を追加購入した。
今回購入したメモリは、全ての製品を自社製造する国内モジュールメーカーで、品質の高さに定評があるCenturyMicro社(http://www.century-micro.co.jp/)の 「CK1GX2-D2U800」、1GBの同ロットが2枚(計2GB)のセット品。最近のIntelチップセットはデュアルチャンネルに対してかなりのフレキシビリティーを持つが、同メーカー・同ロット・同容量で揃えた方が、より安定且つ高速に動作する。これを2セット、計4GB分を購入した。今現在は少々値上がりしているものの、メモリ価格が底値と言われていた8月に安く購入できた。ブランド品1GBの実勢価格が8,000円程度、ノーブランドでは樋口一葉さん一枚で購入できる(購入するつもりはさらさら無いが)とは自作ユーザーには良い時代。

  • 規格 : 240pin unbuffered DIMM PC2-6400/DDR2-800
  • 使用メモリ : DDR2 SDRAM
  • バッファ : Unbuffered
  • レイテンシ : 5-5-5(CL-tRCD-tRP)
  • SPD : 対応
  • ECC : non
  • 搭載メモリ : 1Gbit(128M×8bit)18pcs
  • 基板層構成 : 6層板/6-layers



メモリモジュールは基板が命、しっかりした作りなので特に問題なく素直に安定動作している。が、32bitOSの宿命による使用不可容量分はでかい。多くのデバイスを搭載し、特にビデオカードアドレス空間を多く予約している為、結論的には約770MBが無駄に。実質認識される容量はVista。XPともに3327MBとなった。540MB×2枚の追加搭載に比べれば250MB程度のメモリ容量を多く使えるが、コストに見合った価値は全く見出せなく、悲しいのが本音。
ちなみに、FSB1333MHzの「Core 2 Duo 6850E」(Intel P35チップセット)の最大転送速度は10.7GB/秒。デュアルチャンネルDDR2-800の最大転送速度は12.8GB/秒である事を考えると、FSBとCPUがボトルネックになる現在のプラットフォームでは、まだDDR3を必要としない。高速で低消費電力、オバークロック耐性も高いといわれるDDR3ではあるが、アプリケーションレベルでは恩恵を受ける事は無いだろうし、DDR3-1066は安価なものでも1GBで3万円以上するので、現実的なチョイスではない。
マザボ購入検討時からDDR3は眼中になく、そもそも購入したASUS社製のマザボ、「P5K Premium/WiFi-AP」がDDR3に未対応であることから、我が愛機にはDDR3が搭載されることは皆無。新たにマシンを自作するときにはDDR3は姿を消し、新たなアーキテクチャを持つメモリが主流になるだろうから。って、このマシンは何年現役で使えるのだろうか・・・結局は、金次第か。