Windows 7 クリーンインストール時の注意

以前から取り上げられている「Windows 7 Ultimate アップグレード」でのインストール問題。
アップグレード版を用いてのインストール時、HDDに旧バージョンのOSがインストールされていないと、クリーンインストールもアップグレードインストールもすることができない糞仕様なのだ。今回行う初インストールでは然程問題は無いが、例えばシステム不調によりHDDをフォーマット、Windows 7の再インストールを行う場合、改めて旧バージョンのOSをインストールをしなくてはならない。
アップグレード版という性格上、致し方が無いのかもしれないが不親切極まりない。当然の事ながらブーイングの嵐なのだが、やはりというか抜け道は存在する訳で・・・ググればその方法がHitします。
以下の手順を踏めばフォーマットされた空のHDDにアップグレード版でもクリーンインストールすることが可能。詳細は、Windows 7@wiki（http://www15.atwiki.jp/win7/）を参照の事。但し、Microsoft社が公式に認めている訳ではなく、ライセンス違反になる場合があるので注意。
以下2chのWindows 7総合スレコピペより。

▼空のHDDへのクリーンインストール(踏み台OS未所持)
(ライセンス違反なので実行は自己責任で)

1. DVDブートし新規インストールを選択する
2. インストールを進めるとプロダクトキー入力を求められるが、この時点では入力しない
3. インストール終了後、再びDVDブートし新規インストールを選択する
4. インストール場所選択画面でドライブオプションからパーティーションをフォーマットまたは削除してインストール
5. インストールを進め、今度はプロダクトキーを入力。お疲れ様でした

▼空のHDDへのクリーンインストール(踏み台OSが別HDDにある)

1. 踏み台OSが入っているHDDをMBに接続
2. DVDブートし新規インストールを選択する
3. 画面の指示に従いインストールしプロダクトキーを入力、お疲れ様でした

▼踏み台OSが入っているHDDへのクリーンインストール

1. 1DVDブートし新規インストールを選択する
2. 2インストール場所選択画面でドライブオプションからパーティーションをフォーマットまたは削除してインストール
3. 3画面の指示に従いインストールしプロダクトキーを入力、お疲れ様でした

※踏み台OSはXP以降である必要は無く、何らかのWindowOSであればよい。
※踏み台にしたOSが残っている場合は同時使用可能(但しライセンス違反)

と、ここまで書いてはみたものの実はもっと簡単な方法があって、「インストール先HDDのプライマリパーティションのルートにWindowsという名前のディレクトリさえ作ってあれば無問題」ということだ。
まぁ、旧バージョンを同時使用してライセンス違反を行うつもりは毛頭ないし、そもそも踏み台となるVistaを使い続ける理由が無い。しかし公式で謳っているインストール方法は、OS導入の為に費やす時間というコストを考えた場合、合理的ではないのは明らかで、抜け道を探されてしまうのは当然かなと。せめて旧バージョンOSのプロダクトキー登録をすればクリーンインストール出来る仕様にしてもらいたかった。
そんな訳で、今週末に掛けてWindows 7のインストールに取り掛かろうと思います。