自民党圧勝

昨日投開票された衆院選。自民が単独過半数（241議席）を大幅に上回る294議席を得て3年3か月ぶりの政権復帰。対して政権与党だった民主党は57議席と惨敗し、日本維新の会は54議席で第3党に。
この結果は必ずしも自民党のマニフェストに賛同した有権者の声とは限らない。マニフェストを反故し続け、政権運営能力がお粗末だった民主党に見切りをつけた有権者の受け皿になっただけといっても過言ではない。また、今回の選挙では政党が乱立して各党の政策が分かりにくかっただけでなく、自公以外は準備不足であったり候補者同士が潰し合いをするなど、自公にとっては労せずして議席を獲得した感が否めない。
とはいえ、国民の審判が下り自民党が政権与党として選ばれた事は紛れも無い事実。気を引き締めた政権運営で、国民の選択を政治の前進に繋げてもらいたい。苦汁を舐め続けた3年3か月で襟を正すことが出来たかどうかが今後問われることになるだろう。