五月蠅いVistaのUAC

Vistaのユーザアカウント制御（UAC）、セキュリティーの観点からは不正アクセスによる被害を抑える画期的な機能だが、少しでも疑いのあるアクションをしようものなら認証ダイアログが頻繁に表示され、正直煩わしい。
他人が操作しない自分専用（管理者としてログオン）のPCで、ウイルス対策及びファイアウォール機能の動作が前提、当然のことながら自己責任でスキルがあるのならばハッキリ言ってこのUACは無用の産物。以下の方法で認証ダイアログ表示を無効にすることができる。

• [管理ツール]−[ローカル セキュリティ ポリシー]−[ローカルポリシー]−[セキュリティ オプション]内の、「ユーザー アカウント制御：管理者承認モードでの管理者に対する昇格時のプロンプトの動作」を「確認を要求しないで昇格する」にする。

上記方法は認証ダイアログ表示の無効化のみで、それ以外のUAC機能は有効となっている。したがってセキュリティ状態によっては相変わらず警告などのダイアログが表示されてしまう。また、Windows Vista Ultimateでのみ有効な方法で、他の一部エディションではユーザーアカウントでUACそのものを完全に無効化するしかない。セキュリティの観点からすれば芳しくないが、以下の通り完全無効化にした方が、ストレスを感じず作業効率が上がるだろう。

• [コントロールパネル]−[ユーザーアカウントと家族のための安全設定]−[ユーザーアカウント]−[ユーザーアカウント制御の有効化または無効化]から、「ユーザーアカウント制御（UAC）を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックを外す。

当然、自己責任なのであしからず・・・