あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

ハイブリッドスリープへ自動移行しない?

MyPC(Windows Vista)の電源オプション(無操作時)は以下の通りに設定。

  • 5分後、スクリーンセーバー起動
  • 15分後、モニタ電源OFF
  • 30分後、HDD電源OFF
  • 60分後、システムのハイブリッドスリープ移行

無操作時間が60分を過ぎると自動的にハイブリッドスリープに入る様に設定し、省電力化と再起動時の待ち時間短縮をはかっている。その他、Windows上のスタートボタンからの終了ボタンについてはハイブリッドスリープを、PC本体のPowerボタンはシャットダウンをそれぞれ設定している。
ところが、先日PCの電源ONの状態で2時間程外出した後、再度PCを操作しようと思ったら、モニタの電源はOFFになっているもののハイブリッドスリープに移行していない。ハイブリッドスリープ時はPC本体のPowerLEDが点滅する筈だが、点灯となっている。タスクを与えて処理を行わせていた訳でもなく(タスク実行中はハイブリッドスリープへの移行禁止に設定)、実際動いていた様子もない。コントロールパネルから電源オプションを確認したが設定ミスは無い。原因不明のお手上げ状態なのでググってみたら、同様の現象で困っている同士が意外にも多く、以下の原因がHitした。

  • バックグラウンドで実行するアプリ(常駐アプリ)が原因
  • PowerDVDのインストールが原因
  • USB接続機器によるもの、特に無線キーボード・マウスのレシーバーが原因
  • TV・ワンセグチューナー接続が原因
  • Windowsアップデートの未実行
  • CPU、モニタ、キーボード、マウス等の切替器接続が原因

Windowsアップデートは実行済み、切替器も使用していない。そうなるとUSB接続機器が最も怪しい。確かにVistaリリース当初からUSB周りに障害が多く、既知の問題として無線USB機器のレシーバが悪さをしていると彼方此方のサイトで見受けられた。
そこでハイブリッドスリープに自動移行するタイミングを1分後に設定し直した上、本体に接続してあるUSB機器を全て(ワンセグチューナー含む)外し検証してみた。が、改善しない。となると、アプリケーションか?ということで、次にタスクマネージャーを起動して、バックグラウンドで起動しているアプリをチェック。すると、「ASUS ACPI Center」とやらが裏で動いている。ASUS?ACPI?マザボ側で電源管理を行っていて、OSと競合しているのか?と疑うも、以前は問題なかったのだから関係ない筈と思いながらもタスク強制終了させてみたが、やはり関係なかった。ではプロセスはどうかと確認してみたが実行プロセス数が多いため、タスクバーのインジケーターに表示されている常駐アプリから片付ける事に。
怪しい常駐アプリは、ウィルスバスター2007、SmartHDD Pro(HDDリアルタイムチェックツール)、Windowsサイドバー(ネット上の情報をコンスタントに取得するガジェット有り)といった所か。順々に終了させて一つずつ検証してみるが全くもって変化無し。ここまで検証するまでに既に30分以上経過、ハイブリッドスリープに自動移行するまでの1分が非常に長く感じられ、無駄に時間だけが過ぎていく事に苛立ってきた。面倒なんで残りの常駐アプリを全部終了させてみた・・・ん、おいおい、移行したじゃん!直ってるし!
結果的には、システム奥深くに潜り込むような泥臭いアプリではなく、ただのゲーム配信・管理アプリケーション「Steam」(http://www.steampowered.com/)だった。ググった際にも「Steam」なんて単語は一つもHitしなかったし、まさかゲーム関係だとは全く考えもしなかった。インスト済ゲームのパッチ有無や、ユーザー認証、登録フレンドのログイン状況等をサーバーへリアルタイムに確認する為のバックグラウンド実行プロセスが原因の模様だが、真意の程は不明。「Steam」の設定で、「Windows起動時にスチームも起動する」をOFFにし、常駐解除することで解決した。
PowerDVDのアンインスト−ルや、最悪OSの再インストまで考えたが、先走らなくて良かったと一安心。そもそも常駐アプリを全て解除する事が最優先に行わなければならない検証なのに、考え過ぎもいい所。まさしく「灯台下暗し」とはこの事だ。