「3R-HDCBOXSBK」のレビュー

「3R-HDCBOXSBK」は、3R SYSTEMS社（http://cf.3rrr.co.jp/）の3.5インチベイに取付可能なHDD・OS切換スイッチ。昨日の日記（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20071108/）に書いた通り、2台のHDD・OS（Vista、XP）を排他的に使用する為に購入した。
仕組みは単純。ATX電源に接続された「3R-HDCBOXSBK」に2台のHDDの電源コネクタ（2本）を接続、「3R-HDCBOXSBK」の切換スイッチで片方のHDDのみに電源供給させるというもの。各HDDのSATAコネクタは通常通りマザボにプライマリ接続し、電源が供給されたHDDのみBIOSで認識、OSが起動されるので、他デバイスは一切干渉を受けない。
SATA以外にもSCSIやIDE接続のHDDに対応するが、IDE接続に限りIDEケーブル2ラインのHDDを同時起動させて、プライマリ・セカンダリを変更してデータ共有することが可能。まぁ使わんけど。
ただの切換スイッチなのでレビューも何もありゃしないが、作りの安っぽさ感は否めないものの、シンプルに3.5インチベイに取付られPCケースともマッチし、使い勝手も申し分ない。稼動時に誤って切換スイッチを操作しても誤操作防止機能が働くので、電源供給ラインが切り換るなんて恐ろしい事にはならない。ホットプラグが使えて汎用性が高いリムーバブルケースに比べれば拡張性は無く自由度も低いが、物理的な接続部分の劣化や脱着時の衝撃や落下により、ベアリングやサーボモータが逝かれてご臨終・・・っていう心配が一切無く、何よりもスマートなのがGood！ってとこかな。