あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

雛人形

節句雛人形を購入すべく、妹夫婦(同じく初節句雛人形購入予定)と共に、某一流人形メーカーの人形も作っている、地元じゃ有名な人形製造販売店へ。ちなみに両家の親から雛人形購入資金として祝い金を預かった。不足分は自分達で負担して、欲しい物を買えとの事だ。
さて、三段飾りを20〜30万程度で購入しようかと物色したが、見た目が安っぽく有難味が希薄。手足がプラスチックだったり作りが雑だったりで、どうやら我々の予算では、その程度の物しか買えない様だ。
で、予算を無視してほかの商品を見てみると、さっきまでの人形と次元が違う作りのものがあった。着物も素人目で分かるほど繊細だし、「本着付け」といって、実際に着物の一枚一枚を着せ付けてあり、表着(内掛)や五衣も本物の着物同様六枚はぎになっている。勿論手足は木製で、見えないところも妥協せずに足袋まで履かせてあった。道具類もディティールに至るまで精巧に作られていているし、全体的に金箔を多用していて豪華絢爛、重厚感がある。
当然お値段は倍以上。「これ!」と思うものは全て50万円以上する。とてもじゃないが予算オーバーで手が出ない。また自分が好きな様に組み合わせたセットだと更に高くなる。こりゃ駄目か思ったが、妻が「どうせ買うなら彩乃の子供の代まで使える立派な人形がいいし、隠し預金あるから・・・」の一言で覚悟を決めた。
我々的にパーフェクトな組み合わせのセットは60万円以上。50万円までは何とか勉強させたが、「45万円にしてくれたら即決するけど?」と最後のひと押し。店員の顔が見る見る青ざめていき、「無理です」と一言。さすがにここまでかと思ったが、「妹夫婦も購入するんだから、同一客が2セット買った事にして大幅値引きした様に帳尻合わせてよ」と更にもうひと押し。すると、「少し考えさせてください」と帳簿と電卓で何やら計算し始めた。
10分後、「45万円でいいです・・・」と言質を取った。やりました!店員の気が変わらないうちに申込書を記入、内金入れて領収書貰いました。他の店員は目が点、口は半開きになってたが、サインしちゃえばこっちのもの。とにかく欲しい雛人形を大幅値引きで購入できた♪
確かに当初の予算を遥かに上回ったが、それだけの価値がある一生物を手に入れる事が出来たのだから良しとしましょう。でも近々予定していた豪華家族旅行は取り止めです。まぁ、カミさんが可哀想なので近場の温泉くらいは行かせてあげましょうかね。ともあれ彩乃さん、よかったね♪