あつりんの備忘録♪

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DVDとBlu-rayDiscの仕様の違い

昨年から試験的にBlu-rayDiscレンタルが始まり、近い将来我が家でもPC用ドライブや民生機の導入を考え無くてはならない時期が来るだろう。その前にBlu-rayDiscの仕様について、DVDとの違いを含めてまとめてみることとする。

  • 【DVDとBlu-rayDiscのファイル構造の違い】
    • DVD
      • ルートフォルダ : [VIDEO_TS] / [AUDIO_TS]
      • 動画ファイル : VOBファイル(VOBファイルは、VIDEO_TSフォルダに収められる)
      • ファイルシステム : UDFブリッジ
      • 主なコピーガード : CSS / RipGuard / ARccOS
    • Blu-rayDisc
      • ルートフォルダ : [AACC] / [BDMV] / [CERTIFICATE]
      • 動画ファイル : m2tsファイル(m2tsファイルは、BDMVフォルダ内のSTREAMフォルダに収められる)
      • ファイルシステム : UDF2.5(WindowsXPでは未対応の為、別途UDF2.5リーダーが必要)
      • 主なコピーガード : AACS

Blu-rayDiscを再生する上で注意したいのが、コピーガードのAACS。クラックされる度にバージョンアップ(現在Ver7)が繰り返されているのだが、こいつが曲者。例えばAACS Ver1のドライブでAACS Ver7が施されたコンテンツを再生するだけでAACS Ver7が組み込まれてしまう為、AACS Ver7に未対応のアプリケーションではリッピング不可能となってしまうのだ(過去にリッピングできたものが不可能となる)。従って、常に最新版AACSに対応したリッパーを用意しておかなければならない。ただ、Slysoft社(http://www.slysoft.com/ja/)のAnyDVDは、最新版のAACSに対応させる為、アップデートをコンスタントに行っているので、導入しておけば問題無くリッピング可能。
尚、PC上でBlu-rayDiscコンテンツを再生する為には、モニタとビデオボードが著作権保護技術のHDCPやCOPPに対応している必要がある。基本的にHD画質での出力は、著作権保護技術に対応したデジタル出力(DVI、HDMI)しか対応できず、アナログRGB(D-sub15)でのHD画質出力は不可能。ちなみに我が愛機はいずれもクリアしているので問題なく再生可能。
早くBlu-rayDiscドライブの価格が下がらないかな・・・