エクスプローラのフリーズ 其の弐

昨夜は眠くて途中でやめてしまった修復作業。気を取り直して検証再開です。今日は「dtdr3260.dll」辺りから攻めてみる。
「dtdr3260.dll」についてまとめると、

• バージョン ： 6.0.11.0　
• ファイルサイズ ： 692,224byte
• 保存先 ： C:\Program Files\Real\RealPlayer
• ウイルスバスター2008上でウイルス感染は認められない

となっているが、現状ではファイル破損やバグなどは確認不可。よって正常且つ最新のファイルと差し替えてみることに。
DLLファイルの検索・説明・最新版ダウンロードには、「eConsultant」（http://www.econsultant.com/）や「DLL Files Download」（http://www.dll-files-download.com/）、「Windows DLL Archive」（http://www.windll.com/）が便利だが、残念なことに稼働中のものと同バージョン以上のバージョンはアップされていなかったので、RealNetworks社（http://www.jp.realnetworks.com/）からRealPlayerを入手して抽出・・・いやいや面倒なんで、RealPlayerを再インストール（上書き）することにした。まぁ、これが一番手っ取り早く間違いないです。
再インストールで上書きされた「dtdr3260.dll」は、バージョンもファイルサイズも全く同じ。したがって、今回の方法で症状が改善されるのは微妙なところ。おそらく何も変わらないだろうなぁ〜と諦めつつ再現させてみると・・・はい、やっぱり駄目でした。
今回はデスクトップ上からの移動ではなく、エクスプローラ内での移動を行ったらフリーズが発生。更にフリーズの条件として、エクスプローラ上でのファイル表示を「特大アイコン」、「大アイコン」、「中アイコン」の何れかに設定したフォルダに複数個の動画ファイル（1ファイルではフリーズしない）のコピペや移動すると、RealVideo（rm）ファイルに限り（AVIファイルでは再現できず）フリーズが多発することが判明した。それ以外の設定では20回程度実験してみたが全くフリーズしなかった。要はフォルダ設定で動画ファイルのサムネイル表示を有効にしているとフリーズすることから、
「エクスプローラ上でRealVideo（rm）ファイルをコピペ・移動する際には、サムネイル表示を無効する」
ということが今現在のエクスプローラのフリーズ回避策だ。ただ、どうしてサムネイル表示を有効時に、それもRealVideo（rm）ファイルに限りフリーズが発生するのかは不明だ。まさか、RealVideo（rm）ファイルが破損しているって事はないよなぁ・・・
しかしながら、一応の回避策を発見できたことと、ある程度の原因絞り込みができたのは大きな前進。今後は、サムネイル表示とフリーズの関係を、「Microsoftサポートオンライン」（http://support.microsoft.com/）をフル活用して調べてみることとする。