エクスプローラのフリーズ 其の壱
先月30日の日記(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20081030/)で、グラフィックスドライバ「GeForce Driver」公式最新版の導入後、Vista上にて動画ファイルをエクスプローラで移動するとフリーズする現象が改善されたと書いたが、残念ながら解決には至っておらず、同操作でエクスプローラのフリーズが本日2回も発生した。どうやら、昨日までは運良くフリーズしなかっただけらしい・・・
取りあえず、イベントビューアでエラー内容を確認してみた。内容は以下の通り。
- System
- Provider
- [Name] Application Error
- EventID 1000
- [Qualifiers] 0
- Level 2
- Task 100
- Keywords 0x80000000000000
- TimeCreated
- [SystemTime] 2008-11-04T13:13:26.000Z
- EventRecordID 16781
- Channel Application
- Computer *****
- Security
- Provider
- EventData
- Explorer.exe
- 6.0.6001.18000
- 47918e5d
- dtdr3260.dll
- 6.0.11.0
- 4775bcd2
- c0000005
- 00020a0d
- b94
- 01c93e7eeb12c644
アプリクラッシュのエラーレポート(Windows Error Reporting)の詳細は以下の通り。
- Version=1
- EventType=APPCRASH
- EventTime=128702780068355364
- ReportType=2
- Consent=1
- UploadTime=128702780098931364
- Response.BucketId=644561751
- Response.BucketTable=1
- Response.type=4
- Sig[0].Name=アプリケーション名
- Sig[0].Value=Explorer.exe
- Sig[1].Name=アプリケーションのバージョン
- Sig[1].Value=6.0.6001.18000
- Sig[2].Name=アプリケーションのタイムスタンプ
- Sig[2].Value=47918e5d
- Sig[3].Name=障害モジュールの名前
- Sig[3].Value=dtdr3260.dll
- Sig[4].Name=障害モジュールのバージョン
- Sig[4].Value=6.0.11.0
- Sig[5].Name=障害モジュールのタイムスタンプ
- Sig[5].Value=4775bcd2
- Sig[6].Name=例外コード
- Sig[6].Value=c0000005
- Sig[7].Name=例外オフセット
- Sig[7].Value=00020a0d
- DynamicSig[1].Name=OS バージョン
- DynamicSig[1].Value=6.0.6001.2.1.0.256.1
- DynamicSig[2].Name=ロケール ID
- DynamicSig[2].Value=1041
- DynamicSig[22].Name=追加情報 1
- DynamicSig[22].Value=a34a
- DynamicSig[23].Name=追加情報 2
- DynamicSig[23].Value=c9c5f4fd744690d388ab9d5b3eb051a7
- DynamicSig[24].Name=追加情報 3
- DynamicSig[24].Value=cb2e
- DynamicSig[25].Name=追加情報 4
- DynamicSig[25].Value=650bb5690556a17e911375b94d3e16f0
- UI[2]=C:\Windows\Explorer.exe
- UI[3]=エクスプローラ は動作を停止しました
- UI[4]=問題の解決策をオンラインで確認できます。
- UI[5]=オンラインで解決策を確認してプログラムを終了します
- UI[6]=オンラインで解決策を後で確認してプログラムを終了します
- UI[7]=プログラムを終了します
- State[0].Key=Transport.DoneStage1
- State[0].Value=1
- FriendlyEventName=動作が停止しました
- ConsentKey=APPCRASH
- AppName=エクスプローラ
- AppPath=C:\Windows\Explorer.exe
気になるのが「dtdr3260.dll」。これはRealMedia Datatype Driver(32-bit)で、確かにエクスプローラがフリーズ時に移動操作していたファイルは全てRealNetworks社(http://www.jp.realnetworks.com/)のRealVideo(rm)ファイルであることから、タイミング的にはファイル移動が原因でフリーズしているのはほぼ間違いないと思われる。
この「dtdr3260.dll」そのものの破損や因果関係も否定できないが、単純に他のプロセスがロックしている可能性もあるし、SuperFetch機能等の他の要因も大いに考えられる(経験上、その可能性が高い)。とりあえずプロセスの挙動確認のためにWindowsタスクマネージャーを起動しフリーズを再現してみるものの、そういう時に限って再現してくれない・・・仕方なく、原因の切り分けが出来ない中でググってみることにした。
結論から言うと有益な情報は見つからなかった。原因の絞り込みが出来ない状況では当然かもしれないが、そもそもVista上でエクスプローラのフリーズが多発するのは周知の事実の様で、原因も様々。SP1を当てれば改善されるとか、SuperFetch機能をOFFにすればいいとか、アドウェアを削除すればいいとか、Vistaのクリーンインストールしろとか、もう訳がわかりません・・・
どうも解決には時間が掛かりそうな気配だが、致命的なエラーと言う訳ではないので、気長に調べてみることとする。兎に角、今日は眠いのでもう寝ます・・・