「使いきり電子タバコ ECT-60」をお買い上げ〜

タバコの値上げが現実味を帯びてきている昨今、巷で流行りつつある電子タバコとやらをコンビニでみかけたので試しに買ってみた。

今回購入したTOPLAND社（http://www.topland.co.jp/）が販売している「使いきり電子タバコ ECT-60」は、名前の通り使いきりタイプで、充電やタバコの煙の代わりとなる蒸気（ミスト）のカートリッジ交換は出来ないが、これ一本で本物のタバコ60本相当（400〜500吸数）使える代物。価格はコンビニ価格で980円と、いつも吸っているマイルドセブン スーパーライト（20本入り）が300円であることからコスト的には高めだが、まぁ試用ですから・・・
で、早速使ってみたが、ニコチン、タールは不使用で蒸気（ミスト）成分は公的機関による安全証明済みだし、当然の事ながら受動喫煙の心配が無いので安全性には問題なし（電子タバコの歴史は浅く中国製が多いことから、不安の完全払拭には至りませんが・・・）。蒸気（ミスト）は思いのほか多く（濃く）、テイストもそこそこ。吸う動作に連動して先が赤く光る（燃えているように見える）ギミックも面白い。が、本体が重いのがダメダメ。ボールペン位の重さがあるもんだから、億劫になるんだよね。咥えタバコなんて無理ですわ！それに、蒸気（ミスト）が多いといっても、吸った後の満足感は本物には遠く及ばず、ついつい本物のタバコに手が出ちゃいます・・・
最初から、電子タバコで禁煙が成功するなどとは思っていなかったが、改めて電子タバコでの禁煙は難しいなと痛感するに終わった感じです（あくまでも、今回購入した商品に限っての感想）。口寂しさを紛らわす心理的効果に留まるもので、タバコの代わりにガムや飴を舐めるのと同じです。ぶっちゃけ禁煙パイポの方が、コスト的にも勝っている様な気がします。
ただ、蒸気（ミスト）が肺に入るのは間違いないので、使い方を考えれば禁煙の手助けというか、「減煙」には効果があると思います。また、他メーカーのもう少し本格的（？）な物をチョイスすれば、更なる効果が期待出来るかも知れません。
いずれにせよ折角買ったんで、常に手元において口寂しい時に利用し、少しでも本物のタバコを吸う本数を減らす努力をしてみます。