REGコマンド
REG「REG.exe」(Console Registry Tool for Windows)は、レジストリの編集をコマンドラインから行うコマンドプログラム。先日(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20100727/)のSCコマンド同様に使えるので、備忘的に記しておく(以下はDOS窓(Vista上)に表示されるヘルプを抜粋)。
- 使用法
- reg [オペレーション]
- 「reg /?」と入力するとREGコマンドの使い方が表示されます。
- 「reg [オペレーション] /?」と入力するとオペレーションごとの詳細なヘルプが表示されます。
- DOS窓上のヘルプではオペレーションと謳っているが、要はサブコマンドのこと。あしからず・・・
- オペレーション(サブコマンド)一覧
- QUERY : 指定したサブキー以下に、含まれる各キーとエントリの一覧を表示する。
- ADD : レジストリに新しいサブキー、またはエントリを追加。
- DELETE : レジストリから指定したサブキー、またはエントリを削除。
- COPY : 指定したサブキー、およびエントリを指定した場所にコピー。
- SAVE : 指定したサブキー、エントリおよび値のコピーをファイルに保存。この場合の保存ファイルは拡張子を「.hiv」(ハイブファイル)とする。
- LOAD : reg saveで保存されたサブキーとエントリを、指定したサブキー以下にロードする。この場合の操作は、実際にレジストリ内に書き込むのではなく、一時的に組み込むといった意味合いになる。
- UNLOAD : reg loadでロードされたレジストリのセクションを切り離す。
- RESTORE : reg saveで保存されたサブキーとエントリを指定したサブキー以下に書き戻す。
- COMPARE : 指定した2つのレジストリのサブキー、またはエントリを比較する。
- EXPORT : 指定したサブキー、エントリ及び値のコピーを、ほかのマシンでも展開できるようにファイルに保存する。保存ファイルは拡張子を「.reg」とする。
- IMPORT : reg exportで保存されたregファイルから、エクスポートされたサブキー、エントリ及び値を読み出し、レジストリに書き戻す。
- FLAGS : "HKLM\Software"[\サブキー] のフラグを表示、設定する。