地震の影響

被災者の皆様にはお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に、深くお悔やみ申しあげます。
現在、東北電力が発表した計画停電の影響もあって、電池や懐中電灯、飲料水、食料品、日用雑貨（トイレットペーパー）、燃料等を大量に買い込む輩が非常に多く見られる。
給油制限のあるガソリンスタンドでは、前の車の運転手が灯油用のポリタンク数個とガソリン用のスチール製タンク、車の給油口を開けて全て満タンにしろとガソリンスタンドの従業員に食って掛かっていた。ドラッグストアでは、カートを複数占有してトイレットペーパーとティッシュペーパーを山の様に買い込む主婦がいたりと、石原都知事曰く「我欲」の日本人と言うのもあながち間違いではないかなと。
優先度の関係や流通機能の麻痺、生産拠点の被災などで食料品を中心に品薄になっている現状を見聞きしたら、不安に駆られる気持ちも理解できるが、買い占めに走るのは如何なものか。
中越地震の教訓が生きている我が家では、常日頃から緊急時の備えを万全にしているので慌てることはない。とは言うものの、その備えが無かった場合、自分も大きな不安に駆られ、衝動的な行動をとらないとも限らない。
綺麗事かもしれないが、正確な情報収集と分析、落ち着いた行動と節約を行うことが大事だと自分に言い聞かせている。