あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

「XPERIA arc」の初期化

カミさんの実家宿泊中の3日22時頃、その時はやってきた。「XPERIA arc」のシステムファイルを弄ってリブートしたところ、XPERIAの起動ロゴが無限ループする所謂文鎮化(正常起動できなくなり、その名の通り文鎮代わりにしか使えなくなってしまう状態)に陥ってしまった・・・
root化を行う者は必ず通る道だとは思うが、よりによってGW中の外泊先で文鎮化させてしまうとは、お間抜けと言うか超お馬鹿。これでは「XPERIA arc」で遊ぶ事はおろか、電話すら使えない。仕事関係の電話が受けれないのは非常にマズイので、夜中に車を飛ばして自宅に戻り「XPERIA arc」の初期化(工場出荷状態 : Factory Reset)を行った次第。
で、「XPERIA arc」の初期化の方法は以下の通り。

  • 事前準備
    • 「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」のインストール
      • Sony Ericsson社(http://www.sonyericsson.co.jp/)から入手。
      • XPERIA(SO-01B)用しかアップされていないが、問題なく使用可能。
      • 6日現在、「Update_Service_Setup-2.10.12.15.exe」が最新。
      • インストールそのものは至って簡単。画面の指示通りに進めていけばOK。
    • XPERIA arc」の設定
      • 電源はOFFにする。
      • 無限ループ状態の場合は、電池パックを取り外し、30秒以上経過後に再度電池パックを取り付ける。電源は入れない事。
  • 初期化手順
    • 「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」の起動。
    • 対象となる機種を選択(SO-01C)。
    • 画面の指示に従って、ホストPCにマイクロUSBを挿す。
    • XPERIA arc」のハードボタン左のバックキーを押しながら、マイクロUSBケーブルを「XPERIA arc」に挿す(ここで初めてホストPCと「XPERIA arc」を接続)。バックキーは押下のままで離さない。
    • 「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」画面上で手引表示されるバックキー位置が「XPERIA arc」とは逆の「右」になっている(ミス?)が、手引表示に惑わされる事無く、ハードボタン「左の」バックキーを押すこと!
    • 「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」が携帯電話のチェックをはじめるので、「[バックキー]から指を離します。」と言うメッセージが出たらバックキー押下をやめる。
    • 後は画面の指示通りに進めていけばOK。
    • 「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」の画面上で「アップデートが完了しました」と表示されれば無事完了!

これで、「XPERIA arc」は工場出荷状態に戻る。非常に簡単だ。ぶっちゃけ、「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」があれば文鎮化は全く怖くない(ハード的な不具合による文鎮化は除く)。初期化できる状態の文鎮化は、「仮」文鎮化と言った方が正しいのかなと・・・
ただ、初期設定やroot化も一からやり直しになり、バックアップを取っていなければアプリケーションの再インストール作業も発生するので、初期化は簡単でも文鎮化前の状態まで復元させるには、結構な時間と労力が必要になる。
ちなみに、自分の場合は「Titanium Backup ★ root」(有料版)を導入し、バックアップファイルを作成していたのでアプリケーションの再インストール作業は無かった。ただ、端末の初期化後に「Titanium Backup ★ root」を用いてバックアップファイルのリストアを行う場合、事前準備があるとないとでは作業効率に大きな差が出てくるので、今後のために以下の用意をしておく事。

  • SD上に任意のフォルダを作成しておく(Tempなど)。
  • 作成した任意のフォルダ内に、以下のファイルを保存しておく。
    • root化アプリケーション「GingerBreak」の最新版。
    • 適用している、カスタム「framework-res.apk」。
    • その他、インストール必須のapkファイル等。

これを用意しておけば、初期化後直ぐroot化とroot化必須アプリケーションの導入(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110425/)、「Titanium Backup ★ root」で作成したバックアップファイルのリストア、カスタム「framework-res.apk」の適用(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110428/)がスムーズに行える(それらファイルの再入手が不要且つ、ファイル操作が簡単になる)。
端末イメージの丸ごとバックアップ手段が完全に確立されていれば、より簡単に文鎮化からの回復が可能(イメージファイルごと書き換え)なのだが、現状では上記方法の様に順を追って作業を行う必要がある。早く端末イメージのバックアップ・リストア手段が確立される事を期待する今日この頃です・・・