あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

トホホな新人教育

4ヶ月経過したのにもかかわらず、未だ電話の対応すらまともにできない新人君。一度教えた仕事を忘れる事は日常茶飯事で、毎日同じ仕事を流れに沿ってやらせているだけなのに失敗が後を絶たない。新卒だけに当初は気を使って事細かく説明していたのだが、最近は堪忍袋の緒が切れて叱る事もしばしば・・・いやいや毎日叱っている気がする。
とうとう新人君も参ってしまった様で、「モチベーションが上がらない」、「先輩が怖い」、「辞めるのも選択肢」とほざく始末。おいおい、もう少し根性があったんじゃないの?俺が悪いのか?とスッタモンダしていたら泣きそうになり収拾がつかないことから、急遽、午後から他部署に研修名目で行かせた次第。
期待し過ぎで暗にプレッシャーを与えていたのかなとか、叱り過ぎたかななどと反省する部分はあるものの、彼個人の人格を否定する事や罵詈雑言を浴びせた事は一度たりともないし、そもそも他の社員にも同じ様に接してきて、誰一人挫折する者がいなかったので問題ないと考えていたのだが甘かった様だ。
そこで同僚や同業他社の知り合い、同じ問題に直面した事のある我が弟に相談したら、「ゆとり世代は叱っちゃ駄目だよ。うちの新人君には今迄一度たりとも叱った事はないね」と助言が・・・あぁなるほど、ゆとり世代ね。確かに彼もそれに該当するかも。で、「ゆとり世代」の新人の特徴をググって見たら、

  • 他者視点が育っていない。
  • 深く考える習慣が育っていない。
  • 楽して、きれいに成果を上げたい。
  • チャレンジする「心」が育っていない。
  • 年長者と話そうという意識が育っていない。

はい、概ねあっています。特に、
「体で覚えろと言われる事に対しては、「この上司は職務を果たしていない。なぜなら私に上手に教えない」と考え、努力し苦労して何度も失敗して身につけたことが、結果的に自分の本当の実力になっていくなどとは理解しない。」
という特徴には目から鱗。正しくその通りなんですよねぇ。
では、現在求められる育成方法と言うと、

  • じっくり育てるが大前提。
  • 早期戦力化には考え方を変える。
  • 模倣から学ばせる。
  • 他者視点の判断軸を教える。

確かに一回り以上年齢が離れているのだから、育ってきた環境や考え方が違うのは当然としても、接し方や教え方を根本から変える必要があるとは・・・オイラが浅はかでしたね、はい。ゆとり世代の善し悪しや、真意の程を云々するつもりは無いが、少なくとも考え方を改めるきっかけになったのは事実。修正可能な部分は早急に手を打とうかなと・・・
いずれにせよ、ここでドロップアウトしようが気持ちを持ち直して再チャレンジしようが、結局は新人君次第。休日を一日挟んで、月曜日どんな顔で出勤してくるか今から不安であると同時に、彼に対しても自分に対しても非常にガッカリした土曜日でした・・・