あつりんの備忘録♪

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「Xposed」で「アプリケーション選択」操作を簡易化(要root化)

※「XPERIA Z」、最新ビルド(Android OS 4.1.2、ビルド番号 10.1.D.0.343)での考察です。
例えばブラウザアプリケーションを複数インストールしている環境下では、Webリンクをタップすると起動するアプリケーションを選択するウインドウが表示される(デフォルト仕様)。

ケースバイケースで複数アプリケーションを使い分ける場合には便利ではあるものの、アプリケーションを選択して[今回のみ]をタップする操作が意外に煩わしい(2タップ必要)。そこでこのタップ操作を一つ減らして操作性の向上を図ってみる。
基本的に、これらOSのデフォルト仕様を変更するには「framework-res.apk」などのシステムファイルの改変が必要だが、OSアップデートなどのたびに改変作業するのは面倒この上ない。そこでシステムファイルを改変することなくアプリケーション側で様々なシステムを弄れるようにするために開発された「Xposed」(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1574401)(http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2158652)を導入することに。

この「Xposed」というフレームワークはシステムを直接書き換えるのではなく、システムファイルのアクションをフックして別動作をさせることから、システムファイルのデコンパイル・改変・コンパイルの作業が不要となるだけでなく端末不具合の発生リスクを大幅に減らしてくれる優れもの。メモリ常駐しないのもGood!尚、「Xposed」単体で動作するのではなく、マルチウインドウ化やナビゲーションバーの表示切替など様々なモジュールを別途インストールして「Xposed」で管理・実行させる事になる。それらモジュールはネット上を探せば色々出てくるし、勿論、自分でモジュールを作成することも可能だ(https://github.com/rovo89/XposedBridge/wiki/Development-tutorial)。
さて、今回は「アプリケーション選択」操作のワンタップ化が目的なので、そのためのモジュール「AlternateAppPicker」(http://www.villainrom.co.uk/forum/forums/xposed_framework_mods/)をダウンロードして「Xposed」に登録・・・と思ったら、サーバーがダウンしていてミラーも存在しない様だ。ググってみたもののファイルが落ちていなかった事から、「GitHub」(https://github.com/)で公開されていた「AlternateAppPicker」のソース(https://github.com/qwerty12/AlternateAppPicker)を「Eclipse」(http://www.eclipse.org/)を用いて自前でコンパイルして端末に導入してみた。ちなみにソースを改変して日本語化も実施。


「Xposed」上で「AlternateAppPicker」を有効設定後に端末リブートすることで、アプリケーション選択がワンタップで可能になった。


「Xposed」を利用する事でシステムファイルを直接的に改変することなくカスタマイズが出来る事から、今後も有効利用したいと思う。尚、「Xposed」、各モジュール共に、端末側操作で[設定]−[セキュリティ]−[提供元不明のアプリ]を有効にしてからインストールを行う事。
今回作成した「AlternateAppPicker」は、ここからダウンロードできます。