「Surface Pro」へAndroid開発環境を構築
それなりにスペックが高い「Surface Pro」であれば、docomo ROM作成やデコンパイルも捗るだろうということで、「Surface Pro」にAndroid開発環境を構築してみた。手順は過去ログを参照(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110427/)(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20130315/)としますが、大まかな流れは以下の通り。
- 「Android SDK」の導入。
- 「Java Development Kit(JDK)」の導入。
- 「Java Development Kit(JDK)」(http://www.oracle.com/index.html)をインストール。
- Windows 8の環境変数(Path)設定。
- 自分に環境では「;C:\Program Files\Java\jre7\bin」を追加。
- 「XPERIA Z」用adbドライバの導入。
- 「XPERIA Z driver」(http://developer.sonymobile.com/downloads/drivers/xperia-z-driver/)をインストール。
- 端末経由で、「Sony PC Companion」のインストールでも可能。
- 「Android APKtool」の導入。
- 「Android APKtool」(http://code.google.com/p/android-apktool/downloads/list)をインストール。
- 今日6/19現在最新の「apktool1.5.2.tar.bz2 」、「apktool-install-windows-r05-ibot.tar.bz2」をダウンロードし、解凍してできた以下の3ファイルをパスが通っている「Android SDK」の「platform-tools」内にコピーする。
- 「apktool.jar」
- 「apktool.bat」
- 「aapt.exe」
- 「APK Multi-Tool」の導入。
- 「APK Multi-Tool」(http://apkmultitool.com/)をインストール。
- 「XPERIA Z」から以下3つのシステムファイルをWindows 8にコピー及び「APK Multi-Tool」に登録する。
- 「system/app/SystemUI.apk」
- 「system/framework/framework-res.apk」
- 「system/framework/SemcGenericUxpRes.apk」
- 「Eclipse」の導入。
- 「Eclipse」(http://www.eclipse.org/)をインストール。
- 「Eclipse」に日本語化プラグイン「Pleiades」(http://mergedoc.sourceforge.jp/)をインストール。
- 「Eclipse」に「Android Plugin」インストール。
- Eclipse起動後、[ヘルプ] - [新規ソフトウェアのインストール] を選択して登録する。
- 名前は任意。
- ロケーションは「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力。エラーが出るときには「http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力のこと。
これで一通りの設定は完了。開発環境が整いました。
一応、正常動作するか試験を兼ねて、「XPERIA Z」のdocomo ROM(Android OS 4.1.2、ビルド番号 10.1.D.0.343)を作成してみました。
はい、無問題です。それよりもコンバートから作成まであっという間で驚きました。やはり第3世代とはいえIntel Core i5の実力は流石です!ちなみにこのブログも「Surface Pro」で書きましたが、Android開発環境の構築を含めた一連の作業でのバッテリー消費量は思いのほか緩やかで、このペースでいけば5時間持っちゃうかもしれません!あ、少し盛っちゃいましたぁ!?