あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

写真館の撮影データCDにつき

先月の話。所謂昔から個人で細々と経営しているような町の写真屋で、彩乃の入学式の記念写真を撮影してもらった。本当はサービスも良く融通が利いて安心、何よりも付加価値が多くて満足いく写真を提供してもらえる(その分価格は高めだが)馴染みの写真館に行きたかったのだが、カミさんが着物で入学式に出席してその姿を写真に残したいということと、自分も午後から仕事が入っていて入学式終了後の1時間で撮影を終わらせる必要があったことから、今回初めて自宅から徒歩範囲にあるその昔ながらの写真屋で撮影してもらった。
数週間後に写真が出来たとのことで引取りに伺ったのだが、全体的に手抜き感が否めない。素人が見ても明らかに下手(自分が撮るよりは当然良いが)。画像補正やトリミングも中途半端だし、足元に落ちていたゴミまで写っている始末。デジタルなんだからそれくらい修正できるだろうに・・・そもそもスタジオにゴミが落ちていることやそれに気付かない(気付いても無視?している)事自体が問題。やはり一見さんは無碍にされてしまうのでしょうかねぇ。
その程度のレベルしかない写真屋さんを時間が無いことを理由にチョイスしてしまった自分が悪いと諦めるしかないのだが、写真以上にとんでもないレベルだったものが撮影データが記録されたCD。なんと今回撮影した2カットのデータが異常なまでにリサイズ(80万画素未満!)されていて、試しに自宅プリンターでL判印刷してみたら粗が目立ち、2L判だとシャギーが酷すぎて実用に耐える代物ではなかった。
流石に納得がいかなかったので「そちらから購入した撮影データはL判印刷すらまともにできないレベルの物なのですが、それが普通なのですか?A4サイズで印刷したいと言っている訳ではありません。L判です。無償提供ならいざ知らず、こちらは別途代金を支払っています。これでは購入した意味がありません。」と落ち着いて電話で抗議したところ、こちらが無知と思ったのかあーだこーだと言ってきたので負けずに専門用語で理攻めしたら、リサイズの単位を間違えたという後付け且つ意味不明な言い訳で非を認め、最終的には新たにデータを渡してくれることになった。
新たに焼いてもらったCDデータは1276×1772ピクセル(解像度300dpi、ファイルサイズ約1MB)で、L判は勿論、2L判でも問題なくプリントできて一件落着したものの、後味の悪さが残った記念撮影となってしまった。
奴さんもそれで生計を立てている以上、それなりに制限を設けることは当然だと理解しているし著作権写真屋にあると解釈もしている。だからといって、価値のないものを売りつける姿勢は許されることではない。売りたくなければ最初から売らない、焼増し対応しかしないスタンスを取ればいいし、売るのであれば説明責任をはたした上で(線引きは難しいかもしれないが)最低限のクオリティを確保しなくてはならない。誤りがあったのならば素直に非を認め誠意をもって対応すべき。残念ながらこの写真屋は印刷された写真も撮影データCDも経営方針も店主の対応も全て中途半端だった。
元を正せば馴染みの写真館に行かなかった自分が諸悪の根源(大袈裟?)なので愚痴ってもしょうがないのだが、ただ言えるのはこの写真屋は二度と利用しない、人に薦めない、感想を訊かれたら絶対にやめておけって答えるだろう。