「Microsoft Natural Ergonomic Desktop 7000」のレビュー
Microsoft社（http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx）のキーボード・マウスのセット品（WTA-00014）。謳い文句はというと、
- 2.4GHzワイヤレスを採用し10m程度の受信範囲を実現
- 約6か月の電池寿命
- エルゴノミクス （人間工学）に基づくデザインを採用し、時間使用でも腕や肩が疲れにくい
- 取り外し可能なパームリフトを装着
- ユーザー設定ホットキー、ズームスライダ、「進む」「戻る」等の各種ボタン搭載
- カスタマイズ可能なホイール付5ボタンマウス
- マウスは高解像度（1,000dpi）レーザーテクノロジを採用、毎秒6,000回の速度で反射光の連続画像をスキャンすることで、スムーズで正確なレスポンス
とは言うものの、キーボードは片仮名の「ハ」の字型にキー配列された独特な形状で、キーピッチはやや広くストロークも深めの為、手が小さくブラインドタッチが無理な人は逆に使い勝手が悪いかと。またCapsLockのON/OFF状態等を表示するLEDがないのでディスプレイ上での確認となる。何れにせよ慣れるまで多少の時間が必要。ちなみにキーボードを多用するゲームには不向きだ。
Enterキーが小さくて不便に感じる以外は大きな不満も無く、手が大きい自分的には慣れた今では手放せなくなってしまった。必要最低限の機能ボタンとユーザ設定ホットキーも使いやすく、煩わしいマウス操作を減らす事が出来る。またキーボード中央に設けられたズームスライダが思いのほか重宝、左手親指での操作性もなかなかだ。ブラックとシルバーを基調としたカラーも自分の環境にはマッチしている。特に肩が凝らないのが本当に嬉しい。過去に使用したキーボードの中では間違いなく最高傑作だ。ただパームリフトは正直必要無いかな。
マウスも使い手を選ぶ独特な形状で慣れが必要だが、自分的には手の中にフィットし扱いやすい。手首へのストレスが大幅に軽減した。また謳い文句通りスムーズかつ正確なレスポンスは申し分無し。重さもそこそこあるので、マウスはゲーム使用でも問題無いと思われる。
PC本体裏側のUSBポートにレシーバをセットしているが受信状況は良好、動作的には全く問題無い。あとは電池の寿命がどれだけ持つかと言ったところか。
