Windowsアドレス帳の文字コード
Vistaに搭載されているWindowsアドレス帳は、エクスプローラーライクのインタフェースで管理し易く操作性も悪くないのだが、意外にダメダメだったりする。
- グループ分けする為にフォルダ(階層)を作成してもWindowsメールでは反映されない
- Microsoft Office Outlook 2007の連絡先データとの自動同期が不可能
- 文字コードが「UTF-8」の為、文字化けが発生する
文字コードの問題がとっても曲者。例えばOutlook 2007の連絡先データをCSVファイルでエクスポートしたものを、直接Windowsアドレス帳にインポートするとデータが文字化けするのだ。それを回避する為、わざわざエクスポートしたCSVファイルをメモ帳等で開き、文字コードを「UTF-8」に変更した上、保存。それからインポートする必要がある。
逆に、Windowsアドレス帳のデータをエクスポートしてOutlook 2007にインポートする場合には、同様にメモ帳などを開いて文字コードを「ANSI」に変更した上、保存。それからOutlook 2007インポートする必要がある。原因は、採用している文字コードが異なる為。
様は文字コードの違いをアプリ側でコントロールしてくれないので、ワンステップ余計な作業をユーザーが行わなければならないという事。だいたい同じMicrosoft社の製品なんだから、もう少しシームレスに操作できるようにして頂きたいものだ。