あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

定額減税

景気後退色が強まる昨今、企業の業績は悪化し、しいては我々庶民の所得(サラリー)減につながる。そんな中の2兆円規模の定額減税が決定すれば臨時収入になる訳で嬉しい限り。世帯4人家族での減税額は6万5千円程度なので、3人家族の我が家はそれより少ない額になるだろうが、それでも大きな金額だ。
ポイントは一定割合を減税する「定率」減税に比べて、低所得者ほど恩恵を受けやすい「定額」減税ということ。所得に関係なく一定額が減税されるので、可処分所得が年々少なくなってきている我々庶民にとっては有難い。
とはいえ、仮に定額減税が実施されたとしても、景気浮揚効果は薄いと言わざるを得ない。結局は借金返済や貯蓄に回してしまい、消費増加→企業業績上昇→雇用と所得の拡大→消費増加という景気上昇の筋書きにはならない。景気対策であれば、定額減税よりも公共事業に回した方が効果的かもしれない。
もっとも、経済対策でなく社会政策という位置付けの今回の減税は、景気低迷で苦しむ低所得者向け支援の意味合いが濃い対策・・・いやいや政府・与党の衆院解散・総選挙を睨んだバラマキでしょうから、景気云々は二の次なんでしょうかねぇ。
減税は有難い。しかし抜本的な景気対策を早急に取らなければ、企業倒産増や所得減などで我々庶民は更に苦しむことになる。麻生内閣の今後の舵取りに期待したい・・・小沢内閣の方がいいのかな?