あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

「電子タバコ 510ブラックPCCスターターKIT(ブラック)」をお買い上げ〜

いや〜電子タバコ、いいっすよ!先日(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20100517/)コンビニで試しに買ってみた電子タバコが思いのほかシックリきて、結果的にはリアタバ(リアルなタバコ : 本物のタバコ)の吸う本数が大幅に減りました。ただ使いきりタイプで直ぐ使えなくなるし、価格も割高であることから、他商品はどうかなぁ〜と調べてみることに。
そもそも電タバ(電子タバコ)は、その歴史が新しく市民権を得るまでには至っていないことから、自分の嗜好にあった物を何時でも何処でも簡単に入手することは出来ません。最近はドラッグストアや通販等で購入できるようになりつつあるが、日本国内で流通している物は機能と価格のバランスが悪い上に、完成度が低く遊び心のある物が少ないのが現状。
そこで海外の事情はどうかなとググってみたところ、海外流通品は比較的高性能且つ低価格で繰り返し使えるものが殆どで種類も豊富。マニアックな物もあり、改造品が何やらテイストは何やら云々と情報交換も非常に盛んで熱い。こりゃ面白そうだな物欲ゲージMAX、思いたったら吉日、ポチっと注文ボタンをクリックしちゃいました。
海外の電タバは、形状によってシーガレットタイプ・ペン(パイプ)タイプ・MODタイプ(Modify : 改造品)などに大別されるが、今回購入したのはシーガレットタイプの中でも耐久性に定評がある510系(機種の1つ)のセット品「電子タバコ 510ブラックPCCスターターKIT(ブラック)」。これは、海外電子タバコ専門店 煙屋本店(http://www.kemuriya-jp.com/)のオリジナルキットで、これ1つあれば直ぐに電タバライフを始められる、初心者にはもってこいの商品。セット内容は以下の通り。

  • PCC(Portable charging case : バッテリー内蔵充電器ケース)ブラック×1
  • PCC充電用USBケーブル×1
  • マニュアルバッテリー(電タバ本体のバッテリー)×1
  • アトマイザー(変霧器)×1
  • カートリッジ(ラウンド)(リキッドのタンク)×3
  • リキッド(ミストの元)15ml×1(今回はナチュラルテイスト、ニコチン無しをチョイス)


使い方は至って簡単。充電済みのマニュアルバッテリー(リアタバの葉の巻かれている部分)にアトマイザー(リアタバのフィルター部分と葉の部分の間)とリキッドを染みこませたカートリッジ(リアタバのフィルター部分)を取り付け、マニュアルバッテリーのスイッチを押しながら(マニュアルたる所以)吸うだけでOK。スイッチを押すとアトマイザーに通電・発熱し、カートリッジに染み込んでいるリキッドが霧状化される仕組みで、リアタバの様なモウモウとした煙(実際にはミスト)を味わうことが出来ます。
充電も簡単でPCCをパソコンからUSB経由でフル充電しておけば、PCCにバッテリーを格納している間、自動的に充電されます。要はPCCが電タバのパーツ一式格納(マニュアルバッテリー×1、アトマイザー×1、カートリッジ×2)できるケースなので携帯しながらバッテリーを充電してくれる訳です。
そんな訳で電タバライフをスタートしたが、やはり海外流通品は違う!何といっても煙にあたるミストの量がハンパじゃありません!リアタバ程ではないものの吸い込み感というか喉への抵抗がちゃんと感じられ、テイストもGood!ぶっちゃけ、美味いですよ!電タバ本体も軽く、携帯性も文句なしです。おかげで間違いなくリアタバを吸う本数が減りました。デスクワーク中心の自分には手持ちぶたさや口寂しく感じることが多いので、そんな時には大活躍だし、USB経由での充電も日常的には助かっています。電タバの先が赤ではなく「青く」光るギミックもイカします。基本無害なので自分だけでなく他人にも優しいし、臭くないのも大きなメリットでしょうかね♪
勿論、デメリットも。リキッドをカートリッジへ染み込ませる手間や、構造上メンテナンスが必要で定期的にアトマイザーやカートリッジを洗浄しなくてはいけません(自称マメな性格の自分にとっては然程苦になるものではありませんが・・・)。そもそもリキッドや予備パーツなどは事実上ネットでしか購入できないので手軽とはいえませんな。また、当然の事ながらリキッドにニコチンが入っていないので禁断症状が出てしまうし、やっぱり喉越しに満足感が足りないのでリアタバ併用の必要性有り(意識の問題?)。USB経由での充電のみというのも汎用性の問題で、長期旅行などの時には少々心細い。そ・れ・と、海外製、殆どが中国製という安全性で精神衛生上の問題も無きにしも非ず・・・
あと、マニュアルバッテリーについて少々。ミスト量の調整がしやすいし、スイッチの突起があるのでデスク等に置いた時に誤って転がり落ちることが無いのはいいが、スイッチ押下で霧状化される構造上、所謂咥えタバコが出来ないのは痛い。必ず片手が埋まってしまうのでキータイピングなどの作業が途中で止まってしまうのだ。まぁ、この咥えタバコが出来ないシステムの効果で煙草を吸う「癖」が改善されるのかもしれませんけどね・・・対して吸引動作でスイッチが入り咥えタバコが可能なオートバッテリーというのもあるが、故障や誤作動が多いらしいのでオススメできないとのこと。どっちもどっちだが、この辺は更なる改良を期待したいところです。
総合的にみれば完成度は今一歩で玩具の域を抜け切れていない感はあるし、禁煙グッズとしての効果は懐疑的ではあるものの概ね満足できているかなと。実は火曜日に注文して翌日水曜日にはポスティングされたので今日で4日間使用しているが、電タバのトラブルは皆無だしリアタバの消費量は減り、其れなりのメリットは今のところはあります。この手のブツは如何に価値を見出せるかにかかってくるので、禁煙とか手軽さとかに重きを置く人、面倒なことが苦手な人にはまったく持ってお勧めできません。
今後はリキッドのテイストを変えてみたり、ニコチン入りを試してみたいですね。ニコチン入りを効果的に用いれば「減煙」だけでなく「禁煙」につながるかもしれません♪予備のアトマイザーとカートリッジも合わせて購入しちゃってるんで、兎に角飽きずに使いたいと思います。
そうそう、ニコチン入りリキッドは薬事法に抵触するため国内での販売は行われておらず、輸入代行や個人輸入でのみ入手可能。価格も高めで納期も掛かるが、長いスパンでみればコスト面ではクリアできそうな感じ(オイラの場合)。リアタバの価格が500円になれば、間違いなく電タバ・ニコチン入りがコスト的に勝りますね。
結論 : 電タバはリアタバに近からずとも遠からず。電タバは禁煙グッズに非ず。減煙には一定の効果があるものの結局は本人の意思次第。電タバは新しいジャンルの嗜好品という位置づけで楽しむべし。