あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

「COMODO Internet Security」

ウイルスバスター2010」をVistaにインストール後(短期間の稼働実績なので確定的なことを言えないが)、今日現在までにこれといった不具合もなく、大幅なレスポンス低下も見られない。ネット上で問題視されているアドウェアばりに出まくる更新ポップアップに遭遇する事も今のところ無い。
が、ファイアーフォールの機能が相変わらず貧弱(例外ルール可能登録件数が上限100件と非常に少ない)である事は否めず、同時にライセンスが3ヶ月を切り、更新するかどうかの判断時期が近づいていることから、他社セキュリティソフトを導入・試用して比較してみる事に。
最近はフリー(無料)のセキュリティソフトが優秀になってきており、機能性・安全性ともに有料製品と遜色ない物が多くなってきた。その中でも、世界シェア第二位のSSL証明書ベンダーであるCOMODO社(http://www.comodo.com/)が完全永久無料で提供している総合型セキュリティソフト「COMODO Internet Security」が他社製品よりトータルバランスで秀でていると判断しチョイス。「ウイルスバスター2010」はVista上で稼働させて引き続き経過を見守ることとし、「COMODO Internet Security」(Version 4.0.141842.828)はXP上に導入してみた。
「COMODO Internet Security」は、常駐監視型アンチウイルス、ファイアーフォール、HIPS(Host-based Intrusion Prevention System)が一つに統合されており、各種ウイルスチェック機能、通信管理機能、プロセス管理機能の全てが可能。特にファイアーフォールは他社有料製品以上の機能を持ち、リークテストの成績も優秀で定評がある。また危険なプログラムを仮想化環境に隔離した上、実行させるサンドボックス機能に対応し、ヒューリスティック検知機能まで実装するなど無料とは思えないほど多機能且つ高機能だ。
確かに痒いところまで手が届く様なカスタマイズが可能だが、使いこなすにはセキュリティは勿論、ネットワークスキルが必要。またHIPSはポリシーを誤るとアプリケーション自体が起動不能に陥る可能性もあることから、当然自己判断・自己解決・自己責任が前提となるので、初心者には絶対不向き。しかしながら使いこなせればセキュアなシステム構築が可能となるのは確実かなと。
今のところ不要と思われるサンドボックス機能は無効にし、インストール後数時間経過したが、動作は非常に軽快でシステムレスポンスの低下は見られないし、既知の問題である「IMEツールバー(言語バー)のゴースト発生」(回避策で自己対応済み)以外は不具合もない。煩わしいユーザー登録も無ければ広告も無し、機能制限も殆ど無しなどなど、ファーストインプレッションはすごぶる良いので、このまま暫く様子を見て問題がなければ今後のセキュリティソフトの第一候補となるだろう。