あつりんの備忘録♪

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「Alcohol 52%」が動作不可! 其の壱

Windows 7にインストールした「Alcohol 52%」(http://www.alcohol-soft.com/)が突然動作不可に陥ってしまった。起動すると、
「Alcoholデバイス・ドライブの読み込みに失敗しました!エミュレーション・オプションとAlcohol 52% のネイティブ・ドライバ・インターフェイスが利用できません!」
というエラーが表示され、イメージファイルのマウントなど仮想ドライブとしての機能が一切行えない。
「Alcohol 52%」のバージョンは最新版2.0.1.2033で、Windows 7(64bit)対応を謳っているし、当初は正常稼動していたことから、導入したデバイス(ドライバ)やアプリケーションとコンフリクトしている可能性が高い。タイミング的に一番怪しいのはセキュリティソフトの「COMODO Internet Security」最新版(Ver.5.0)だが定かではない。
とりあえず、「Alcohol 52%」をアンインストールし再起動。改めて「Alcohol 52%」をインストールしようとしたら、
「Internal setup error. Contact support」
というエラーが出てインストールが途中でストップしてしまう。どうやら悪名高き「SPTD」の問題が我が環境にも発生してしまった様だ。
この「SPTD」は、Duplex Secure社(http://www.duplexsecure.com/)が開発している、「SCSI Pass Through Direct standard」を実行するシステムドライバ(API)で、「Alcohol 52%」や「DAEMON Tools」(http://www.daemon-tools.cc/)などのディスクドライブ仮想化ソフトに同封されており、各アプリケーションをインストール時に同時にPCに組み込まれる(これがないと仮想化できない)。ただ、この「SPTD」が厄介な存在で、PC環境や「SPTD」のバージョンによっては深刻なダメージを与えてしまう悪魔の様な存在。最悪、PC起動が出来なくなる場合もある。以前から「SPTD」に起因する問題はネット上で見たことはあったが、対岸の火事で然程気にも留めていなかった。が、我が家にも飛び火するとは・・・
で、解決策をぐぐった結果、

  • レジストリエディタから、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\sptd」まで展開。
  • フォルダ構成(sptd、Cfg、Enum)と既定値以外を削除(フォルダごと削除するとエラー再発)(削除できない場合は、アクセス許可の変更やCCleanerなどのツールを用いる)。
  • 「c:windows\system32\Driver\sptd.sys」を削除。
  • 再起動。
  • 「Alcohol 52%」 の最新版をインストール。

または、

  • Duplex Secure社から、最新版の「SPTD for Windows」をダウンロード。
  • 「SPTD for Windows」を起動し、アンインストールを実行。
  • 再起動。
  • 「Alcohol 52%」 の最新版をインストール。

これで通常は問題解決する筈である・・・が、我がPC環境では全く持って効果が無い。「SPTD」が関係していることには間違いないが、それ以外にも何か問題点がある様だ。そもそも起動できなくなったトリガーを見つけ出さないことには根本的な解決にはならない。となると、やはり「COMODO Internet Security」かなと。
Windows Vista(32bit)環境下では 、「Alcohol 52%」(バージョン不明)と「COMODO Internet Security」(バージョン4.x?)が混在していても問題が発生しなかったことから、「COMODO Internet Security」最新版(Ver.5.0)との相性や設定に問題があると思われる。よって、明日以降に「COMODO Internet Security」のアンインストールなどを行い検証することとする。