あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

「XPERIA arc」のソフトウェア更新(バグフィックス)

前回(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110706/)のアップデートによりAndroid OSのバージョンが2.3.3に上がった訳だが、そのバージョンアップがトリガーで、連続通話中に特定の条件下で音声が途切れる場合があるという電話機にとっては致命的なバグが確認された。
我が環境下では、通話不能に陥るなどの不具合に遭遇したことは皆無だが、結構な数の不具合報告があった様で、それを修正するべく本日NTT docomohttp://www.nttdocomo.co.jp/)から緊急(?)ソフトウェア更新がアナウンスされ、18時からOTA(Over The Air)で配信された次第。
さて、通話時の不具合改善以外にも幾つかの更新がある旨がオフィシャルサイトで謳われていたので、Wifi接続が改善されていることを期待しつつ早速OTAで更新実行してみたが、案の定NG。root化して弄くりまわしている端末では更新できない様だ。で、先日(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110705/)作成した自前のdocomo ROM(2.3.2)が正常かどうかの検証がまだだったので、その確認も兼ねて「Flash Tool」で2.3.2にダウングレード(ROM焼き直し)して、root奪取、カスタマイズ前のクリーンな状態からのOTAバージョンアップという手順を踏んでみることに。
尚、今回の更新でroot化対策がされている懸念があったのだが、そもそも前回のアップデートで塞がれていなかった事や更新スパンが短い事、更新ファイル(修正分)が約5MBとサイズが小さい事などから経験則というかカン(!)で大丈夫と判断。まぁ、最悪の場合はグローバル版のROMを焼いて運用しても良いという思いがあったので実行です!
先ずは「Flash Tool」で自前のdocomo ROM(2.3.2)を用いてダウングレード・・・

おぉ、上手くいきました!「Flash Tool」のメインウィンドウ(ログ)に「Flashing finished.」と表示されればOKです。ちなみに操作方法は「SEUS(Sony Ericsson Update Sevice)」での初期化(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110506/)とほぼ同様。ただ自前で用意したROM(今回の場合は、docomo ROM(2.3.2)のこと)を指定する必要あり。
ではではroot化(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110425/)のみ(root化必須のシステムファイル変更を行うとOTAがキックされる(エラーを吐く)のでroot化のみ行い、他はデフォルト状態を保持)を行い、2.3.2rootedからOTAを実行・・・

はい、成功〜♪ベースバンドバージョンとビルド番号が、先の2.3.3アップデート版から変更されているのを確認。2.3.2から今回のソフトウェア更新を行うと、2.3.3のアップデートファイルそのものに電話不通の不具合修正が施されているので、1回の操作で全て完了。要は、先ず2.3.2から2.3.3へOTAアップデートを行い、更に電話不通の不具合修正をOTA更新する必要がないということです。
root化も塞がれておらず、動作にも問題なさそうなので、ユーザアプリの復元やらプリインアプリの削除、各apkの再編集に取り掛かります。ちなみに今回のOTAでは、不要なプリインアプリの再追加は無い模様。
Wifi、改善されているといいんだけどなぁ・・・