三種の神器

天照大神から授けられたという鏡・剣・玉のことではありません。デジタル時代の三種の神器と言えば、パソコン・携帯電話・デジタルカメラですが、それでもありません。友人などがPCの不調を訴え修復を頼まれた際、自分が必ず持って行く3つのアイテムのことです。
さて、修復の依頼を受けた際、昔はドライバーセットやエアーダスター、外付けのFDDやDVDドライブ、コネクター類、ノートパソコンなどなど嵩張るアイテムをどっさりリュックに突っ込んで修復に向かったものだが、実際に使用することはなく無駄骨に終わることが殆ど。過去に何十回と家族や友人、会社のPC不調を修復してきたが、ハードウェアの物理的な故障よりもソフトウェア的な要因で不調に陥っているケースが9割以上で、言うなれば設定ミスやウイルス感染、システムファイルの破損で助けを求めてくるケースが大多数。
そんな訳でいつの頃からか、持って行くアイテムが減り続け、今では3つのアイテムだけ用意して修復に向かう様に（最初に依頼を受けた時の状況から判断して明らかにハード的な故障の疑いが濃い場合は別）・・・そう、その3つのアイテムが今回の三種の神器です。
その三種の神器とは、スマートフォン・USBメモリ・メモ帳のこと。今のところ、これだけで解決しなかった事は皆無。
先ずスマートフォンだが、これがあればネット環境がなかったり接続不可であったとしても3G接続で情報収集が可能であると同時に、最悪テザリングすることも可能に。また、画面上に短時間しか表示されないエラーやダイアログなどを写真撮影して確認する場合にも威力を発揮。ちなみに、スマートフォン導入前はネットブックだったなぁ〜。
次にUSBメモリだが、この中には各種ツール（詳細は割愛）が保管されており、修復すべくPCにそのツールをコピーして作業する事が出来る。PCに機種依存するものの、USBブートが可能な場合には更に修復が楽になる場合も。
最後にメモ帳・・・これが意外に重宝するというか、このデジタル社会においても必需品。数値や文字列をメモにとるだけでなく、中には各種パスワードを失念しちゃうお間抜けさんがいて、解析後のパスワードを記入して渡す時に必要だったりする。なんで、メモ帳はミシン眼の入ったものをペンと一緒に常備ですね。

そんな訳で、自分は「XPERIA arc」（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110324/）と「ULTIMA-II Iseries 4GB」（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20080608/）と「RHODIA」（http://www.bloc-rhodia.jp/）が三種の神器。後はオイラのスキルがあれば無問題！って、自意識過剰ですね、はい・・・