エラーの修復 MSDTC編
一昨日発見したVista上でのエラー修復を行う。先ずはMSDTCについて。
- イベントソース : MSDTC
- MS DTC トランザクション マネージャの開始に失敗
そもそもMSDTCとは、「Distributed Transaction Coordinator」の事でOS標準のサービス。データベース、メッセージキュー、またはファイルシステムなど、複数のリソースマネージャに分散されたトランザクションを調整するのが役目らしく、このサービスが停止すると、これらのトランザクションは開始できず、このサービスが無効な場合は、このサービスに依存するサービスは開始できない様だ。
結論から言えば、通常は個人PCでは分散トランザクションは使用しない不要なサービスなので無効にすればシステムの軽量化にも繋がるのだが、開始に失敗しているので根本的な解決にはならない。
で、ググってみたところ、MSDTC関係のエラーは「MSDTC.exe」の再インストールで修復するとのことなので実行してみた。インストール方法はDOS窓から行う。
- net stop msdtc(MSDTCサービス停止)
- msdtc -uninstall(MSDTC削除)
- レジストリエディタにて「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MSDTC」キーを削除
- msdtc -install(MSDTCインストール)
- net start msdtc(MSDTC開始)
エラーの起因は不明だが、取りあえずエラーは修復された。