OSバージョンアップの恩恵
先日（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110706/）行った愛機「XPERIA arc」へのAndroid OSバージョンアップ（2.3.3、rooted）及びカスタマイズだが、不具合等もなく概ね満足している。
さて2.3.3へのバージョンアップに伴う変更点はいくつかあるが、その中でも特に恩恵が大きかったものは以下の通り。
- 起動時間が大幅短縮し、リブートも約30秒で完了する様になった。
- 自動調光が緩やかになり、画面がチカチカしなくなった。
- RAM容量が増えた。
- ロック画面にSMS着信や不在着信が表示される様になった。
それ以外にもバッテリー残量表示の精度や、タスクやメモリ管理にチューニングが施されている感じはするが確たる証拠はない。またランダムリブートも改善されている様だが、そもそもランダムリブートの経験が皆無なのでこちらも未検証。
逆に残念だったのが、
- 相変わらずWifi接続の安定性（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110423/）はイマイチ。
- 自宅は無問題。
- やはり会社のみNGで、「XPERIA arc」以外のデバイスは全て正常リンクする。
- デフォルトの電卓アプリのバグが修正されていない。
- 7472.4-7465.6=？
- 「電卓的」なバグ（学問としての「解」や「数学的」云々は別次元の話）。
- 電卓アプリが使用しているライブラリにバグがあるのではなく、使っちゃいけないライブラリを使用している模様（浮動小数点の仕様）。
電卓アプリは別アプリを使用すればいいとしても、Wifi接続の安定性が改善されないのは痛い。確かに以前よりはリンク切断頻度自体は減少したが、スリープ復帰時に切断していたり、再接続を試みても失敗することが未だに多発する（会社の無線ルーターに限る）。ただ、以前（http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110610/）行った暗号化レベルの変更による安定性向上は実施していないので、後日検証してみる。
また通話中に無音になり通話不能に陥るとか、バッテリー消費量が増えたなどのバージョンアップがトリガーと思われる弊害などある様だが、当方では皆無。2月製造の所謂初期ロットだが、ハードに起因する不具合が一切ないのは当たり前なのではなく、運が良いだけなのか？
いずれにしても会社で安定してWifi接続を使えないこと以外は無問題なので、これからも大切に使っていこうと思う。
