docomo ROMの作成
root化が確立された「XPERIA Z」(Android OS 4.1.2、ビルド番号 10.1.D.0.322)のdocomo ROM(4.1.2)を今のうちに作成です。
作成にあたり、当然ながらdocomo ROM純正ファイルが必要。自分は先日の「XPERIA Z」のroot化(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20130312/)の際に、「SMUS(Sony Mobile Update Service)」(http://www.sonymobile.co.jp/support/software/updateservice/)で「XPERIA Z」の初期化を実施しているので、母艦であるPC上にROMファイル 「FILE_*********」(*は変数でランダム、拡張子無し)(Android OS 4.1.2、ビルド番号 10.1.D.0.322)の入手は完了済み。また最新版の「Flash Tool」でないと、docomo ROMファイルが正常作成されないので注意。
それ以外は以前「XPERIA arc」で行ったdocomo ROM作成方法(http://d.hatena.ne.jp/atsurin/20110705/)と殆ど一緒なので詳細な手順は割愛し、簡単にまとめる。
- 「Flash Tool」(今日現在の最新版は、Ver 0.9.10.2beta)を起動。
- 「SMUS」で取得した3つの「FILE_*********」を投入し、コンバート実行。
-
- 自分の環境下でのファイルは以下の通り。尚、1KBの「FILE_*********」は含めない(投入自体が不可)。
- 「FILE_279452167」(87,907byte)
- 「FILE_279593095」(15,583,035byte)
- 「FILE_279593119」(823,170,976byte)
- 自分の環境下でのファイルは以下の通り。尚、1KBの「FILE_*********」は含めない(投入自体が不可)。
- Decrypt作業が完了するとポップアップが出てくるので、デバイス名などの要素を任意で入力し、「folder list」から「Firmware content」に不要ファイル以外を移して作成実行。
- 暫く待ち、メイン画面に「Bundle creation finished」と表示されたら完了。
- 「/Flashtool/firmwares/」にROMファイル(ftfファイル)が出来ている。
ちなみに、旧バージョンで必要だった「loader.sin」の準備は現行の「Flash Tool」ではext4サポートしているので必要ない(「Flash Tool」が自動作成する)。
あとは完成したdocomo ROMが正常に焼けるかの確認だけだが、時間がないのでまたの機会に。