あつりんの備忘録♪

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Windows 7 でのXPモード利用条件

Windows 7のXPモードを利用する場合、Intel社(http://www.intel.co.jp/)のCPUが「Intel VT(Intel Virtualization Technology)」に対応している必要がある。
この「Intel VT」とは、Intel社のCPUに採用されているシステム仮想化支援技術の事で、ひとつのプラットフォームで複数OSを並行動作させることが可能。従来のソフトウェアレベルで実現されてきた仮想マシン構成に比べ、リソースの確保などをハードウェアレベルで行う為、オーバーヘッドが低減、より快適な動作が可能となっている。
ただ、それ自体が仮想化を提供するのではなく、OSに仮想マシンを提供する仮想化ソフト(VMM:Virtual Machine Monitor)が動作しやすいような各種機能を提供するもの。したがって、Windows 7上でXPモードを利用するにはCPU(当然ながらマザーボードも)が対応していると同時に、VMMである「Windows Virtual PC」をインストールする必要がある。
さて、我が愛機はというと、使用しているIntel社のCPU「Core 2 Duo E6850 BOX」は、オフィシャルサイト(http://ark.intel.com/VTList.aspx)で「Intel Vt」に対応していると謳っているのでクリア。ASUSTeK社(http://www.asus.co.jp/)のATXマザーボード「P5K Premium/WiFi-AP」はBIOS上で「Vanderpool Technology」を有効にすればいいらしいので、理論上では問題無くXPモードを動作させることが可能だ。
ただ、それだけでは心許ないので、Microsoft社が提供しているハードウェアによる仮想化支援機能の検出ツール「Microsoft Hardware-Assisted Virtualization Detection Tool(HAV Detection Tool)」(http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=0ee2a17f-8538-4619-8d1c-05d27e11adb2&displaylang=en)でも確認してみた。ちなみにメッセージの種類は以下の3通り。

  • 「This computer is configured with hardware-assisted virtualization (このコンピューターにはハードウェア仮想化支援機能が構成されています) 」 : Windows Virtual PC及びWindows XP Modeをダウンロード、インストールが可能。
  • 「Hardware-assisted virtualization is not enabled on this computer (このコンピューターではハードウェア仮想化支援機能が有効にされていません) 」 : BIOSがハードウェア仮想化をサポートし、ハードウェア仮想化が有効になっているかの確認を行う必要がある(NGの場合あり)。
  • 「This computer does not have hardware-assisted virtualization(このコンピューターにはハードウェア仮想化支援機能がありません)」 : Windows Virtual PCのハードウェア要件を満たしておらずNG。


愛機はOKでひとまず一安心。更なる情報収集に努めよう・・・