あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

「Surface Pro 7 VNX-00027」のレビュー(その他のアクセサリも)


2013年6月に発売されたMicrosoft社(http://www.microsoft.com/)初代Surface Proを購入(https://atsurin.hatenablog.com/entry/20130609/)(https://atsurin.hatenablog.com/entry/20130611/)して今まで利用してきたが、高負荷の掛かる最近のアプリを起動させて作業するとプチクラッシュや、特に写真現像においてRaw現像すると失敗することが多々発生。ダウングレードしたアプリでRaw現像するのも面白くないし、折角の高機能(かすみ除去など)を使いたいこともあってPCの買い替えを本気で検討。デスクトップPCの入れ替えも考えるも、自宅外での作業頻度が高く毎日職場に持ち歩いていることから、正当進化して更に軽量で汎用性の高い2-in-1ノートPC「Surface Pro 7」を導入した次第。ちなみに外付けHDDを利用していることや後付けでmicroSDXCカードスロットに記憶容量を増設できることを鑑みて、ストレージが256GBのモデルをチョイス。本体カラーは、タイプカバーもSurface Penもブラックに統一。
スペックは以下の通り。

  • OS : Windows 10 Home(64bit)
  • サイズ : 292(W)× 201(D)× 8.5(D)mm、シグネチャーユニボディマグネシウムデザイン
  • 重量 : 約 790g
  • カラー : ブラック
  • ストレージ : PCIe 256GB
  • ディスプレイ : 12.3インチPixelSenseディスプレイ(2736×1824(267 PPI)、アスペクト比 3:2、10点マルチタッチ
  • ペン入力 : 筆圧 4096段階 (Surface Pen 別売り)
  • CPU : 第10世代Intel Core i7-1065G7(Ice Lake)
  • グラフィックス : Intel Iris Plus グラフィックス
  • メモリ : 16GB LPDDR4x RAM
  • ワイヤレス機能 : Wi-Fi 6(802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 ワイヤレス テクノロ
  • カメラ : (正面)Windows Hello 顔認証用カメラ(正面)、(正面)5メガピクセル 1080p、(背面)8メガピクセル 1080p -オートフォーカス
  • オーディオ : デュアルマイク、Dolby Audio Premium搭載 1.6W ステレオスピーカー
  • ポート : USB-C × 1(USB Power Delivery対応)、USB-A × 1、microSDXCカードリーダー(スロット)、3.5mmヘッドフォンジャック、Surfaceタイプカバーポート、SurfaceConnect(充電、 Surfaceドック用端子)
  • センサー : 光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、デジタルコンパス
  • 物理ボタン : 電源、音量
  • バッテリ駆動時間 : 通常のデバイス使用時間は最大 10.5 時間(急速充電対応)
  • 電源 : 65W電源アダプター(USB充電ポート内臓)
  • 保証 : 1年間のハードウェア保証
  • その他 : Office Home & Business 2019 (Word、PowerPointExcelOneNoteOutlook)標準搭載、キックスタンド(マルチアングル 最大165度)
  • 価格 : 175,800 円(税別)

サイズは初代Surface Proより一回り以上大きくなったものの、デスクトップが広くなったことで作業効率が上がった(A4サイズのドキュメント作成に見やすい)にもかかわらず、5.5mmも薄く重さも100g以上の軽量化が図られて、使い勝手は逆に良くなった。また高精細で写真が非常に見やすくなったことは嬉しい誤算。デザインもより洗練され、個人的には所有欲が満たされるガジェット。そして初代Surface Proで1段階のみで角度調整ができなかったがキックスタンドが、最大165度のマルチアングルとなったことで使い勝手が格段に向上。腰痛持ちとしては、姿勢良く向き合えるのは地味に有り難い。


肝心の処理能力はというと、最新CPU&16GBメモリ搭載だけにOfficeアプリ複数起動でも全くのストレスを感じさせず、最新Raw現像アプリで連続で写真のRaw現像を行ってもクラッシュすることなくスムーズに完了することができた。体感的には初代Surface Proの3~4倍ほどの処理時間といったところ(主観)。Core i7搭載で冷却ファンが内蔵されていることから、ある程度高負荷な処理にも対応可能(3Dゲームなどには不向きだが、その使用想定はない)できる精神的な安心感がある。
そして何よりもOS(ソフトウェア)メーカーとハードウェアメーカーが同じであることからソフトとハードの親和性が非常に高く、それぞれの設定・アップデート・サポートが一元的に実施できるので無駄なリソースを使用することなく、終始シンプルに操作が完結できることがGood!
と、良いことばかりではなく当然の事ながらイマイチなことも。シリーズ全体を通して言える事だが、バッテリー交換ができない、事実上必須なタイプカバーが別売りで高価、ペンも別売り(初代は同梱されていた)で高価、当たり前だがラップトップ(膝の上)での使用困難、高負荷な処理をさせると若干ファン回転音が耳につく、GPSモジュール非搭載、電源アダプターはやはり大きくて嵩張る・・・等々。まぁ、この辺りは承知の上で購入しているので然程問題視していない。
日々使用する上で一番ネックとなる重くて嵩張る電源アダプターについても、本体がUSB Power Delivery対応していることから、別途超小型の急速充電器とそれに対応したUSB-Cケーブルを用意することで事実上問題をクリアできる。早速、Ravpower社(https://www.ravpower.jp/)のGaN (窒化ガリウム)を採用し、USB-C PD 3.0対応・最大61W出力が可能な105gと非常に軽量な急速充電器「Ravpower RP-PC112」と、Loe社(https://loejapan.weebly.com/)(https://www.rakuten.ne.jp/gold/raloe/)のUSB PowerDelivery対応(給電能力100w)且つ高速データ伝送(10Gbps)にも対応したUSBケーブル「LOE USB Type-C to C(USB3.1 Gen2)ケーブル」(型番:1mccg2)を購入。これでより持ち運びは楽になり(カバンが軽くなる)、純正の電源アダプターは自宅用として有効利用可能。

またラップトップでの使用も想定するならば「Surface Laptop 3」も購入の選択肢に入るのだが、自分の場合は携帯性も重視していること(タイプカバーを装着しても約200gも軽い)と、タブレットモードでの使用やSurface Penを多用することから、「SUrface Pro 7」一択に。
そんな訳で、ハイスペックPCをストレスなく持ち運びすることができて、更には外部モニタに接続することで本体が邪魔にならずにサブモニタとして利用できる「Surface Pro 7」は、非常に有益な買い物となっただけでなく、子供がいるお陰で格安且つポイントサイトを踏み台にしたことで約4,000円分のポイントバックのオマケまでついてラッキー!というお話でした♪
ちなみに、Surface Penは精度も書き味も最高で、アプリとの連携も相まって紙にメモを取る感覚そのまま。バックライト付きタイプカバーは構造上若干しなるもののキーピッチは約19mm、キーストロークは程よい深さで打ち込み感もレスポンスも上々。トラックパッドは大きめで滑りがよく誤作動防止機能(キー入力中にトラックパッドに触れても反応しない)も働いて秀逸。尚、Windows Hello 顔認証は薄暗い部屋だとうまく機能しないのではと考え、指紋認証センサー付きのタイプカバーにしたのだが、赤外線カメラの顔認証精度は優秀で暗闇でも普通に認証・・・指紋認証センサーは不要の産物となった・・・