GPS機能の強化

そう滅多にあることではないのだが、マップ系アプリケーションの動作にもたつきを感じたり、現在位置の誤差が大きい事がある。
理由は、取得した衛星軌道データの有効期限切れやキャッシュクリアなどが考えられるが、移動体通信を経由して軌道データを安定取得する「A-GPS」（アシスト型GPS）が上手く機能していない事が大きいと思われる。A-GPSが正常稼動していれば測位時間も短く、室内での測位も比較的正確に行われる筈だ。
さて、「XPERIA arc」はデフォルトでGPS管理が用意されておらず、A-GPSのデータが正常に更新されているのか、更新スパンはどれ位なのか、そもそも正常機能しているか知る由もない。
そこで登場するのが、「GPS Status」（http://market.android.com/details?id=com.eclipsim.gpsstatus2）。このアプリケーションを導入する事で、ユーザーが任意でA-GPSデータを取得可能（スケージュール管理あり）になり、測位時間の短縮や正確性の向上に貢献してくれる。

この「GPS Status」は随分前から導入していたものの、キャッシュクリア系アプリで除外設定し忘れていた為、折角入手した最新のA-GPSデータを削除していたらしく、期待した効果を発揮していなかった模様。
早速、キャッシュクリア系アプリにおいて、「GPS Status」のキャッシュクリアを除外設定すると同時にA-GPSデータの取得スパンを調整したところ、少なくとも測位時間の短縮は体感する事ができた。それ以上の効果は現状不明だが、この手のクールな表示アプリは見ているだけでも楽しいかなと・・・まぁ、効果も見た目も全ては自己満足ということで・・・