「PowerDVD XP」の導入

XPへDVDコーデック導入の為にインストールした5年程前に購入の古参アプリ、サイバーリンク社（http://jp.cyberlink.com/）の「PowerDVD XP」だが、最新バージョンの「PowerDVD 8」試用版と比較すると明らかに画質クオリティの低さが目に付く。「PowerDVD XP」はブロックノイズが特に目立ってしまうのだ。お約束のリリースパッチをあててみたものの改善されない。「PowerDVD XP」本体の問題と言うよりも、コーデックの性格による原因が大きいと思われる。その証拠に同じコーデックを使用するWindowsMediaPlayer等のプレイヤーでも同様にブロックノイズが発生する。
クオリティは後発アプリ（コーデック）に軍配が上がるのは当然だが、こうも違うと最新版へ切り替えることも視野に入ってくる。が、「PowerDVD 8」は廉価版でも7,000円程度、幾つかのメーカーはコーデックだけの販売も行っているが、それでも2,000〜3,000円程度のコストが発生してしまう。価格だけ見れば然程大きくはないが、比較的クオリティの高い画質を再生可能なVistaが存在（Vistaに導入されているコーデックのみをXPにインストールすることが技術的・著作権的に可能かどうかは不明）することから価格に見合った価値を見出せない。またフリーのコーデックは、システムの不安定に繋がった経験から安易に手を出したくはないし、そもそも画質云々を求めること自体ナンセンスだ。
結論的には、Blu-ray Disc対応アプリ（プレイヤー）が普及し、性能･価格ともにこなれてから、Blu-ray Diskドライブ導入も含め、改めて検討･購入することとし、今は「待ち」で現状維持とする。