あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

高速化 其の壱(Heap編)

XPERIA arc」の高速化に挑戦。まずは、ヒープサイズを変更してみる。
このヒープ(Heap)とは、OSやアプリケーションプログラムがデータスタックするために動的に確保する、用途を限定しないメモリ領域のこと。この(Dalvik VM)ヒープサイズを最適化することで、ガベージコレクション(Garbage Collection : 確保されたメモリ領域の内、不使用となったメモリ領域や分散している空き領域をクリアにして、連続した利用可能なメモリ領域を増やす機能だが、スループット低下やレスポンスタイム遅延などのパフォーマンスボトルネックに繋がる可能性がある)の実行頻度を減少させ、アプリケーション起動速度向上やバッテリー消費量低下が期待できる。
一般的にヒープサイズを大きくすればパフォーマンスは向上するが、大き過ぎるとシステム起動が遅くなったり逆にレスポンスが低下するので注意。今回はデフォルト値32を48に変更してみる。尚、root化必須。

  • 「/system/build.prop」まで展開。
  • 「dalvik.vm.heapsize=32」の設定値を「48」にして保存。

幾分アプリケーションの起動が速くなった様な気はするが微妙・・・大きいサイズのアプリケーション起動時に多少効果がある程度で、サイズの小さいアプリケーション起動がメインの我が環境では効果が少ない。逆にホームアプリの「LauncherPro」(https://market.android.com/details?id=com.fede.launcher)とタスク切替アプリの「Perfect Task Switcher」(https://market.android.com/details?id=org.rabold.android.taskswitcher)導入化においては、タスク(アプリケーション)切替にもたつきが生じてしまう。ヒープサイズを色々設定してみたが大きな恩恵に授かる事は無かった・・・
結論。(我が環境下では)殆ど意味が無く、デフォルト値が一番安定!