椎間板ヘルニアの再々手術につき

今年３月に腰椎椎間板ヘルニア（Ｌ５Ｓ１）の再手術を行った（https://atsurin.hatenablog.com/entry/2022/03/30/123000）訳ですが、この度、再々手術（日帰り手術を含めれば４回目の手術）を行ってきました。

というのも、３月の再手術後も左下肢の痛みが抜けず釈然としないというかスッキリせず、退院後に高名な整体師（！？）のところに通ってみたものの良くなることはなく、薬で痛みを紛らわす日々。ところが夏前に強烈な痛みを覚えて急遽神経ブロック注射をしてもらったものの効果は短く痛みが更に増悪・・・再度ＭＲＩなどの検査をしてもらった結果、椎間板が変性（劣化）してヘルニアが再発しているとの事。要は神経を圧迫する椎間板の突出部分を摘出しても再び突出してしまうというイタチごっこに陥っている状態に。

ＱＯＬをこれ以上低下させるのも突出の度に手術を繰り返すのも嫌なので、変性した椎間板を全部摘出して椎間を固定する手術（後方椎体固定術）を行うほうがベターとの主治医の意見に乗っかり最後の手術と覚悟を決めて９月７日入院、８日手術、１８日退院（本当は８月盆明けに入院予定でしたが娘二人のコロナウイルス罹患により濃厚接触者というか、みなし陽性者になってしまったことで延期に）、チタン製ボルト（スクリュー）などが体内に入り、とうとうサイボーグと相成った次第です（笑）

ちなみに手術当日と翌日ですが、傷口の痛みの他に仰向けで寝れないことにより不自然な姿勢保持を余儀なくされた全身（特に上半身）の筋肉が悲鳴を上げて、一斉に「つる」とんでもない状態に陥り、過去に経験したことのない強烈な痛さで意識が飛びそうになりました！痛み止めの麻薬を点滴してもらうも２時間おきに痛みがぶり返し、こんなに時間が長く感じるのも初めて！痛みで死にたくなるって感覚はこういうことなのでしょうか・・・いずれにせよ、あの痛みは二度と体感したくないです！！！

さてさて結果はというと、切開した傷の痛みはあるものの、苦しめられた左下肢の痛みと痺れは大幅に低減し、足を引きずって歩くことも痛みで横になることもなくなりました！イメージ的には術前の痛みを１０としたら２くらいまでには痛みなどが減ったかなと。さすがに神経痛は簡単に痛みが引かないらしく（事前説明あり）完治とは言えないものの、ＱＯＬは確実に上がっていてこのままの状態が継続してくれればなと思っています。もちろん合併症もありませんでした♪

今後最低３ヶ月は激しい運動は勿論、重いもの（片手５Ｋｇ以上はＮＧ！？）を持ったり腰に負担をかける動作は出来ない他、入浴時以外ほぼ２４時間は硬質コルセット装着必須だったりします。しばらくは大人しくしていようと思いますが、仕事ですが遅くても１０月半ばまでには復帰したいなと考えています（次回通院時に主治医判断により決定）がどうなることやら。まぁ焦らず慌てずゆっくりと療養させてもらいます。