あつりんの備忘録♪

日々の出来事や忘れちゃぁならん事などなど、ゆる~く書いていきます♪

プラ・ドゥ・コート

長岡駅東口に、豚の姿を象ったトリコロール柄の看板が目を引く「プラ・ドゥ・コート」という店がある。フレンチのお店かと思いきや、フレンチシェフが作るラーメン屋だとか・・・非常に気になったので怖いもの見たさで入ってみた。で、注文したのは、塩とんこつスペシャル(1,100円)。

丼というか器は確かにフレンチっぽくお洒落だし、厨房の中の人間も白いコックコートにコック帽とラーメン屋とはかけ離れているが、出されたラーメンそのものは至って普通。(綺麗ではあるが)盛り付けや素材自体にフレンチ感は感じられません(視覚的な話)。ちなみに店内も小洒落た作りであるものの、フレンチ感は殆どなし。
肝心のお味はと言うと、豚骨の割にはあっさりした上品なスープで、浮かべられた小海老の香ばしさが食欲をそそります。縮れ中細麺との相性もまずまず。チャーシューはバラ肉で、臭みが全くせず口の中で溶けて非常に美味でした。尚、味にもフレンチの風は感じられませんでした・・・
豚骨ラーメンとしては食べやすく無難にまとめており普通に美味しいですが、ラーメンとしての完成度はまだまだかなと。「旨い!」とはお世辞にも言えません。また、ボリュームが非常に少なく普通のラーメン店の2/3程度(もしかすると半分?)の麺しか入っておらず成人男性ではお腹一杯にならないと思うし、薬味として出された梅干と柚子皮で風味の変化をお楽しみくださいとのことだったが、ただでさえ量が少ないのに変化も何も楽しめたものではありません。そして一番言いたいことは、ラーメンは熱々の丼で熱々の麺とスープを喰らう物であって、フレンチスタイルに下手に拘ったせい(?)か、それが感じられない(要は最初からぬるいし、スープの量が少ないだけに冷めやすい)のは問題外!
とは言え、伸びしろがあることは感じられたので、これからに期待したいところです。でもチャーシューはマジ美味かった。もしかしたら、ラーメン店というよりもチャーシュー店なのかもしれません!だって、看板が豚の姿を象ったトリコロール柄だし、店名も肩バラ肉って意味ですから〜!?